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黒歴史という言葉が、人口に膾炙するようになって久しい。いや本当はですねこれはロボットアニメの劇中用語で宇宙世き
うわなにをするやめろ。
失礼。
ともかく原典における意味を飛躍して、『黒歴史』は今では『なかったことにしたい自分の過去』くらいの意味の言葉として、一般的な現代語になっているのではなかろうか。本作においても、基本はその意味でこの言霊を用いるものとしたい。
いま、
串田 美弥子
は己の黒歴史と向かい合っている。向かい合って認めて、そればかりか胸に抱いて(これは比喩ではなく字義通りに)、待ち合わせ場所である校門にやってきていた。
美弥子が胸に抱きかかえているのは書店の紙袋、中身は本ではなく、彼女の過去だ。正確には、過去だったもの。
彼女は今日、そんな過去とお別れする……予定である。
時刻はちょうど正午、手首の腕時計から顔を上げ、美弥子は友人に手を振った。
「やぁ串田氏」
伊賀 解理
である。そろそろ冬支度、白いダッフルコート姿だ。
「そろそろこの服のシーズンというわけでね」
いつもの白衣ではないけれど、コートのシンプルな白さは、解理のイメージから何ら外れるものではない。
「それで串田氏、この世から焼き消したい程の忌まわしき黒歴史は用意してきたかい?」
あっけらかんと解理は言ったのだが、この言葉に美弥子は、静電気発生ボールに両手でタッチしたような顔をして、
「しーっ! 解理ちゃん! そういうこと大きな声で言っちゃだめ!」
「大きな声? 普段と変わらないつもりだが」
「それがだめなのっ! もっと声をひそめて」
「そうか」
解理も配慮することにしたらしい。美弥子に顔を寄せ、ヒソヒソ声でささやく。
「……なるほど。ということは串田氏が持ってきたのは、それはそれはディープな、煮詰めたエスプレッソコーヒーのごとき極上の黒歴史というわけだね……」
「そ……そんなことは……少しだけ、あるかも」
秘密を共有した者特有の笑みをちらりと解理は見せる。「わかってる、皆まで言うな」と言うような。
「解理ちゃんのほうは……?」
「僕? 僕が持ってきたのは捨てようと思ってたテストの答案やいらないプリントとかだ。どれももう用のなくなった物だからね」
ひょいと解理は手荷物を見せた。資源ゴミに出すときみたいに無造作に紐でくくっただけの紙束が顔を出している。
「黒歴史? 僕にそんなものはない」
このとき解理は、これ以上はないほどの得意げな顔(a.k.aドヤ顔)をしていたのである!
「ハロウィン衣装? メイド服? 知らん、そんなのは僕の管轄外だ!」
「解理ちゃんみたいに強い人になりたい……」
ううう、と美弥子は解理を尊敬の眼差しで見るのであった。
さあ、校庭に入ってみよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2015年10月19日
参加申し込みの期限
2015年10月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2015年10月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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