――とある放課後・寝子高某所。
ここに集まっているのは追試を言い渡された生徒たち。今回の試験監督は地学担当の
旭 雪彦だった。
雪彦は教室を見渡し、1つ肯く。
「うん、揃ったかな?」
そして、試験問題を配りながら、穏やかに語り始める。
「今日、集まった理由はわかっているよねー。時間はゆっくりあるし、がんばっていこうねぇ~」
ほんわり、ふんわり。どこか眠たくなるようなのんびりとした口調。それに思わず眠たくなる生徒たち。しかし、ココで頑張らなくては色々とピンチである。
ところが、気がつくと……辺りが暗くなった気がした。次の瞬間にはぽつぽつ、ぽつぽつと光が灯る。よく見れば、プラネタリウムのようになっていた。
「うん、綺麗だねぇ。いつの間にかこうなってしまったし、ついでに星の話をしようかなぁ~」
瞬間、生徒たちに緊張が走る。このような状態の中星の話でもされたら……寝てしまう?!
問題用紙及び解答用紙、文具など追試に必要なものは淡く光り追試自体は受けられなくも無い。しかし、雪彦が語る星座の話が眠気を誘っている。
「まぁ、なんだ。神魂の所為だ。追試が終わる頃には勝手に収束する。てめぇら、自力でなんとかしろ」
テオドロス・バルツァは相変わらずつれないそぶりでそういって一方的に会話を切る。生徒たちは自力で眠気と戦わなくてはならなかった。
菊華です。
テストの次は追試だ! という訳でよろしくお願いします。
難易度:★★★
ガイド補足
追試は中間テストで赤点を取った教科のみを行います。
(赤点をとったかどうかはプレイヤーの皆さんの判断にお任せします)
どの教科の追試を受けるのか(複数ある人は赤点だった教科の全て)をアクションにお書きください。
追試が全部終わった人から帰ることができます。
教室に神魂が宿りました。その所為でプラネタリウム化し、追試に必要なものと問題用紙、解答用紙が淡く光るようになりました。
また、旭先生も神魂の影響を受け、試験に関係の無い星座の話を始めてしまいました。これを聞いていると眠気に襲われます。強い意志を持って挑まなければ眠ってしまいます。
ちなみに先生は星の話をしつつもちゃんと皆さんの事は見えています。
席の移動など目立つ行動は見つかるでしょう。見つかった場合はペナルティを言い渡される率が高いでしょう。
PL情報
この神魂現象は
・追試の時間の終了
・全員が追試の時間より早く問題を解き終え、提出する
・旭先生を黙らせるor教室より1度退出させる
と終わらせる事が出来ます。また、難易度は以下の通り。
(易)追試時間終了>先生の沈黙or退出>全員で早く問題を解く (難)
となっております。
それではよろしくお願いします。