シナリオ「もれいびになれたなら」

もれいびになれたなら

　ある日の夕方。
　部活を終えた中学２年の男子生徒は、民間保育園「こどもの家『うれしの』」にいる小学１年生の妹を迎えに行った。
　両親は共働きで帰りが遅い。
　なので、妹は小学校が終わると『うれしの』の学童保育ルームに向かい、兄のお迎えを待っている。

「今日ね、らっかみっていう神様みたいなのがいて、神魂の影響で寝子島が大変だった、っていうお話を『うれしの』の先生に聞いたの」
　その話を聞いた兄は、そういう噂があったな、と、ふと思い出した。
「ろっこんっていう不思議な力が使えるもれいび、というのがいるっていう話もあるって、お兄ちゃんは聞いたことがあるぞ」
「ろっこん？」
「そうだなあ……超能力とか、魔法みたいなものかな？」
「もれいびってすごいんだね！」
　瞳を輝かせ、妹は満面の笑みを浮かべ兄の顔を見る。

　帰り道、妹は「こんなの使ってみたい！」と兄に話していた。

もしも……もしも、もれいびになったら。どんな“ろっこん”を使ってみたいですか？

運営部より

本シナリオのリアクション公開は、アクション投稿期限より３０日を超えることがあります。
ご了承の上ご参加くださいますようお願いいたします。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

カターレ

マスターコメント

カターレです。
このシナリオガイドは、小中学生の皆さんの自由な発想、アイデアがテーマです。
注意事項がありますので、最後まで目を通してください。

参加できるＰＣ

種族「ひと」のＰＣ。
ガイドは小中学生の会話メインですが、高校生以上の方も参加できます。
「もれいび」の方は参加できません。

何をするの？

ろっこんが使えたらどんなものを使ってみたいのか、というお話です。
学校の教室や廊下、校庭のすみっこでお友達やクラスメートと話したり。
公園やお友達の家で遊びながら話したり。
学童保育の小学生は「こどもの家『うれしの』」で話したりもできます。
噂を聞き、ひとりでじっくり考える、ということもできます。
お子さんからお話を聞いたというママさん達のランチの話題。
お孫さんからお話を聞いたおじいちゃん、おばあちゃんの井戸端会議もできます。
学校の図書室、図書館といった場所でのお話は控えましょう。

自由な発想で、どんなろっこんを使ってみたいかあれこれ考えてください。
アクション文字数をめいっぱい使い、いろいろと想像してみてください。

ご参加、お待ちしております。