目が覚めると、洞窟にいた。
サンマさんがあちらこちらへと歩いている。
「そこのお嬢ちゃん! 俺とフォークダンスを踊らないかい?」
「そこのお嬢ちゃん! 俺とインターネットしないかい?」
「そこのお嬢ちゃん! 俺と七つの輪を探す旅に出ないかい?」
真上しか見えないサンマさんは、間違えて岩に向かって声をかけていた。
そして、サンマさんはそのまま洞窟の中に入っていった。
追いかけたあなたは驚いたことだろう。
洞窟を抜けると、そこは夜。
空には、普段見るものの10倍はあろうという程の大きな満月があった。
そして、その下ではたくさんのサンマさんが月見をしていた。
なんだこれ……。
途方に暮れるあなたの頭に、直接聞こえてくる猫の声。
『まったくバカバカしい……。説明する気も失せる。やめた』
木の上に不機嫌そうに立っているのは、テオだった。
ま、待て。説明だけはしてくれ! 誰かが声をあげた。
『仕方ねえ……いいか、ここはサンマ星だ。寝子島のサンマの野郎を見つけ出して、連れ帰るんだ。帰る気になれば……っておいおい俺は食いもんじゃねえ!』
たくさんのサンマさんに囲まれたテオは、とっととこの場から去ってしまった。
さて、寝子島のサンマさんは、どこだろう?
サンマさんがいっぱいいます。
寝子島の観光大使サンマさんを探して、帰るように説得しましょう。
探す方法、説得の方法はみなさんにお任せします。
◆寝子島のサンマさんの特徴
・今日はナンパ気分
・性格がワイルド(ぶってる)
・寝子島の観光大使という自覚はある
・寝子島を気に入っている
※その他はプロフィールを参照してください
◆その他のサンマさんの特徴
・男性も女性もオカマもいる
→異性が好きなサンマさんもいれば、興味ないサンマさんもいる
・年齢も職業もいろいろ
→結婚してるサンマさんもいれば、子どもサンマさんもいる。警察サンマさんもいれば、泥棒サンマさんもいる
・性格はいろいろ
→大人しい性格もいれば、明るい性格もいる、寝子島サンマさんっぽい性格のサンマさんもいる
※人間を見たときの反応は、サンマさんそれぞれです。
→驚くサンマさんもいれば、見慣れてるらしいサンマさんもいます
※好みのサンマさんを想像してアクションしてもオーケーです。
ただし、内容によっては改変させていただきます。
◆舞台
・サンマ星。(サンマ星とは何か、それは謎……)
・お月見会の会場(夜)
とある海岸。寝子ヶ浜海岸に似ている。
屋台あり。まるで人間界のような飲み物、食べものも売っている。
(通貨はヤドカリ。砂浜を歩いてると見つけることができる。人間も購入可能)
・巨大な月がとてもきれいで明るい
※シナリオの趣旨にあっていれば、設定を想像して付け足していただいても構いません。
(サンプル2参照)
◆アクション
・サンマさんを探す
・サンマさんを忘れて楽しむ
・持ちものは普段持ってそうなものであれば、持ってたことにしてオーケー。
・服装はなんでもオーケー。神魂の影響で、持ってない服装のこともあり。
→アクションに明記されてなければ、普段着や制服として描かれます。
さあ、お嬢ちゃん。サンマさんを探してみようぜ~