丸い月が裸電球よろしくぼうと灯る、とある夜のこと。
「ですから、あそこはあまり、お勧めはできないんですよ……」
「えーどうして? 面白そうじゃん! 連れてってよー、連れてってくださいよー!」
「勘弁してくださいな、お客さん……」
駅前にて何やら押し問答する声が聞こえ、あなたは足を止めた。止めてしまった、それが今度の顛末における端緒であった。
二人のうち一人は帽子を目深にかぶったタクシードライバーの女性で、もう一人は目を輝かせる
笹川 帆太だった。
「あっ! ねぇ君、今暇? 暇そうにしてるじゃん、ちょっと付き合わない?」
あなたはしまったと思ったかもしれない。目が合うや否や帆太はあなたを彼と困り顔を浮かべるタクシードライバーの会話に巻き込んだ。
「今からこの人がさ、
『オモチャの国』に案内してくれるってさ! どんなところか知らないけど、わくわくするよね?」
「いえ、私はまだ案内するとは……ああ、口を滑らせるんじゃなかったわ」
ドライバーは何故だか渋っている。それでいて理由を述べないのは、明かせないことがあるのか。それともドライバーの矜持として、客の興味を削ぐまいと心に決めているからか。
彼女は縋るようにあなたを見つめる。
「ねぇ、オモチャの国だよ? 楽しそうじゃん、君も行ってみたいよね?」
期待に満ちた顔で帆太が返答を促した。
あなたは彼と共にタクシーへ乗り込み、ここではないどこかの奇妙な国へと一時の観光へ出かけても良いし、辞退してそのまま立ち去ることもできるだろう。
さて、どうする?
網です。よろしくお願いします。
時の流れは自由です。
夜のドライブを楽しむお話です。
自分で運転したり、誰かの運転する車に乗って夜の寝子島を走ったり。
車両であれば何でもOK。自転車でも、終電間際の寝子電でもOK。
夜風に吹かれながら街を疾走したり、ゆるゆる走りながら夜景を眺めたり。
心の赴くまま、自由にお過ごしください。
★夜のドライブ
九夜山山頂付近にて、「三夜湖イルミナイト」が開催中。
数百万球というイルミネーションが山と湖を照らす、光のイベントです。
露店で温かい飲み物の販売もあり。光の祭典をゆったりとお楽しみください。
★ムーンライツ・ムーンドライブ
月明かりに照らされた不思議な場所を不思議な乗り合いタクシーでゆく、不思議な夜のドライブ。
アパレルショップ、飲食店、パワースポットなどいろいろありますが、
いずれも奇妙な店員が出迎えたり、見たことも無い品物だったり、奇妙な風景を目にしたり、
この世のものではない生き物と邂逅したりします。
ちょっとした非日常と巡り合ってみたい方はどうぞ。
今回は、「オモチャの国」へ案内してくれるとのこと。
どんな非日常と出会うかは、上記はもちろん、その他を指定しても、マスターにおまかせでも構いません。
特定のマスターさんが扱うキャラクターを除き、NPCも登場可能です。
また、Xイラストのキャラクターも描写することができます。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
ガイドのように、Xキャラが影響を受け、影響の無いPCさんを追い回す、といったアクションも可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
それでは、ご参加お待ちしています。