「あら……ここは?」
巫部 紫苑は、気がつけばそこにいました。
露店が並び、周囲の闇の中に見慣れた街並みはなく、さまざまなあやかしや人間が歩いています。
「霊界でしょうか……」
「お嬢さん、何が欲しい?」
近くの店にいた男が声をかけてきました。
「お金を持っているなら使えるよ。なあに、金がなくても売るものはあるから大丈夫。ここはめったに来られない場所だ、買い物しないともったいないよ」
「欲しいものですか……」
紫苑はバッグの中に財布があるのを確認すると、にっこりと言いました。
「それはもちろん、美味しい食べものですね♪」
どうやらここの売り物は、人間の世界では買えないもののようです。
あなたは、何を買いますか?
何もいらない?
それは困りましたね……
買わないのなら、いずれあなたは気づくでしょう。
どこまで歩いてもこの市から出られず、夜は決して明けないことを。
こんにちは、茄子です。
巫部 紫苑さん、ガイド登場ありがとうございます。
ガイドはイメージですので、もしご参加いただける際はご自由にアクションをおかけください。
概要
時間の流れは自由です。
あなたが人間なら、気が付けばあやかし市に迷い込んでいました。
あやかしなら、市が開かれることを知って訪れたり、商売する側に回ることができます。
普通の珍しい商品もありますが――
ここの商品の中には、才能や美しさを与えてくれたり知識を与えてくれたりするものがあります。ただしそれらのものは本人にしか通用せず、他の人には意味のないものです。
例:読めばすごい才能が手に入る本、美しく見える鏡、可愛い彼女など。
商品の中には生きた人間もあります。(特別な商品は決して安くはありません)
何か買い物しないとこの市を出ることができません。
手持ちの貨幣は使えますが、カードや電子マネーは使えません。
連れであっても、市が開いている間に一人しか買い物できなければ、もう一人は取り残されます。
お金以外のもので商品を買うこともできます。
たとえば若さだったり、寿命だったり。
本人の同意があれば、連れの人間を売ることさえ可能です。
もし売ったものを買い戻したい場合、次に開催されるあやかし市に行くことはできますが、
それがいつになるかはその時になるまでわかりません。
さてあなたは、何を使って何を買うのでしょうか?
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上です。
それでは、皆さまのご参加お待ちしております。