「号外! 号外! 小谷 幸平選手、前人未到の50‐50達成! 号外ー!」
3月のような9月のような、いささか時空の歪んだ寝子島にて。寝子島駅前で、シーサイドタウン駅で、星ヶ丘駅で、その日は号外が乱れ飛んだ。
日本から飛び出しMLB(メニャーリーグ・ベースボール)へ殴り込みをかけた
小谷 幸平(しょうたに こうへい)選手が、誰も到達したことのなかった大記録をアメリカの大地へと打ち立てたのだ。
「うおおおお! さすが小谷選手、俺はやってくれると信じてたぜー!」
多くの野球ファンと同様、
高杉 かようもまたその偉業を称え拍手喝采した。
日本出身選手の大活躍となれば、ことさら野球好きでなくともみな沸き立ったし、商魂たくましい寝子島のあきんどたちはさっそく記念グッズや記念フードの販売を開始した。もちろん事前に用意されており、今日がその然るべきタイミングとなったわけである。
また島のあちこちでは記念イベントも催され、寝子電スタジアムではちびっこ野球教室や小谷選手のこれまでの軌跡を振り返るショートフィルムの上映、グッズ販売会なども行われているようだ。
おかげで彼の所属するロサンゼルス・ロジャースのロジャースタジアムから遠く海を隔てた寝子島においても、天地をひっくり返したような大騒ぎとなった。
「こうしちゃいられないぜ!」
かようは急ぎ街へ駆けてゆく。スタジアムへ向かったのかもしれないし、各ショップで小谷グッズを買い込むのかもしれない。
マーガレット・ライカーや
響 蒼留人をちょっと強引に呼び出し、共にこの日を祝うのかもしれない。
いずれにせよ、おめでたいムード一色に包まれた今日の寝子島を歩くのは、特別な気分にさせてくれることだろう。
もちろん野球好きでもなく小谷のことをよく知らない人々だって、なんとなく浮かれがちだ。
誰でも、ひとりでも誰かといっしょでも、とにかく、この日を楽しむといい。
こんにちは。網です。どうぞよろしくお願いします。
高杉 かようさん、マーガレット・ライカーさん、響 蒼留人さん、ご登場いただきありがとうございます。
ご参加の際はガイドのイメージによらず、自由にアクションをお書きください。
基本的にはフリーシナリオです。
好きな場所で、好きなことをしていただいて構いません。
その上で、以下の場所ではちょっとした催しが行われていたりしますので、
お好みで自由にお楽しみください。
特にイベントや盛り上がりには触れず、いつもの感じでも大丈夫です。
★寝子電スタジアム
・ちびっこ野球教室(ゲストのプロ野球選手が指導してくれる)
・ショートフィルム「奇跡の男・小谷 幸平 ~まだ見ぬ大地を目指して~」上映会
★旧市街の参道商店街
・和菓子屋で「幸平まんじゅう」「幸平だんご」「幸平せんべい」販売
・純喫茶で「コウヘイパフェ」販売
★シーサイドタウンのキャットロード
・一時的に名前が「小谷 幸平ロード」に
・書店でメニャーリーグや小谷 幸平の関連書籍コーナーを設置
・ニャレッジヴァンガードで「小谷ボブルヘッド」「愛犬デコポンのぬいぐるみ」などグッズ販売
★星ヶ丘のステッラ・デッラ・コリーナ
・貴重な小谷グッズを展示、日本のプロ野球時代の愛用品など
特定のマスターさんが扱うキャラクターを除き、NPCを登場させることもできます。
Xイラストのキャラクターも描写可能です。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
またXキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
ちなみに私、すごく熱心で詳しい野球ファンというわけではなくあくまでミーハーなので、
野球に関しては浅い描写になりがちかもしれませんが、あらかじめご容赦ください。すいません。
もちろん野球に興味のない方も、どなたでもお気軽にどうぞ。
それでは、ご参加お待ちしています。