市橋 誉は猫が好きだ。犬も好きだが、やはり寝子島は猫の島。愛らしいにゃんこと触れ合う機会は多い。
今日も外出の折、猫との出会いがあるかと期待する誉だったが。
…………??
「猫……なのか?」
その日見かけたのは、なんとも奇妙な猫だった。
確かに猫だ。猫ではある。
しかし長い。胴体が異様に長いのだ。ダックスフントみたい、なんて程度ではなく、冗談抜きに1メートル以上ある。
長猫はあっけにとられる誉の前を横切り、去ってゆくが、事はそれだけに留まらない。
「毛玉? かと思ったら、猫じゃないか」
もっふもふでまん丸な弾む毛玉猫がいたり、
「電気……なのか?」
びりびりばちっ、電線の上を駆ける電気猫を見かけたり、
「光ってるな。宝石っぽい」
きらきらでジュエリーな猫がかつんかつんと歩いていたり。
とにかく、あちらこちらに奇妙な猫が闊歩しているのだ。
まるでそこにいるのが当たり前であるかのように、我が物顔で歩いているのだ。
どこからやってきたのか、きっと神魂の影響なのだろうが。
とはいえ、
「ヘンな猫ばかりだが……よく見れば、ちゃんと可愛いな」
猫は猫。一匹一匹、どれも違って愛らしい。
たまにはフツウじゃない猫と触れ合うのも、いいかもしれない。
星織遥です、よろしくお願いします。
市橋 誉さん、シナリオガイドにご登場いただき、ありがとうございます!
参加していただける際は、ガイドのイメージによらず、自由にお楽しみください。
概要
寝子島に、奇妙な猫たちが現れています。
どれもヘンで、おかしくて、触りたくても触れなかったりする子もいますが、
可愛がってあげてください。
◆長猫
びよ~~~んと身体が長い猫。蛇みたいに巻き付いてくる。
たまに絡まる。
◆毛玉猫
羊みたいなモッフモフの毛におおわれてる猫。
足が毛で埋まってる。風に吹かれて転がってる。
◆電気猫
電線やコンセント、電気製品の上をばちばちっと移動する。
触るとしびれちゃう。気合で耐えよう。
◆宝石猫
身体が宝石みたいにつやつやぴかぴか。きらきらしてる。
磨いてあげると、気持ち良くてとろ~ん。
◆液体猫
トゥルトゥルにとろけている。
ビンとかにみっちり収まるのが好き。
◆手乗り猫
小さっ!
手乗りといわず肩にも頭にも、何匹も乗ってくる。
◆ボム猫
たまに爆発する。爆発しても何もなかったように歩いてる。
火力はそんなに大きくない。巻き込まれても髪がアフロになる程度。
◆未来猫
機械でできている。ピピピガガー。
電気製品の周りによくいる。電気猫とも仲よし。
◆天使猫と悪魔猫
羽が生えてるけど、飛ぶのはめんどうくさい。
天使と悪魔でいつもケンカしている。犬猿の仲(猫だけど)
◆蛍猫
夜になると、お腹の中がぽわっと光る。
抱いて寝るとあったかい。
ほかにもたくさんのヘンテコな猫がいるみたい。自由に指定してOK。
ヘンテコ猫たちと触れ合えるのは、24時間です。
それ以降は、消えてしまう(もといたところに帰っちゃう)ようです。
……が、中には寝子島に残っちゃうヤツも、いるかも?
(コッソリ飼うならOK!)
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、
PCとXキャラの2人あわせて「1人分」の描写なので、無関係の行動などはお控えください。
※Xキャラだけで1人分の描写とすることも可能です。
その場合は、PCさん自身は描写がなく、Xキャラだけが描写されます。
Xキャラのみの描写をご希望である旨を、アクションにわかるようにご記入ください。
※Xキャラをご希望の場合は、口調などのキャラ設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いていただければ大丈夫です。
以上です。
ご参加をお待ちしています!