近石 簾は気づけば暗い洞窟のなかに居た。
「寝子島にこんなところあったっけ
簾が不思議に思いつつ周囲を見てみると、なにか建物が見えた。
そこには『鉄紺駅』と書かれていた。あたりが暗いにもかかわらず、はっきりと存在を感じられた。
「もしかしてここ、『霊界』ってやつか?」
霊界。
実際の寝子島に似ているけど、どこか違う。
幽霊、妖怪、付喪神といった『あやかし』たちの暮らす世界。
そんな話をどこかで聞いた覚えがある。
確信は持てないが、今いる場所が寝子島のどこかとは思えない。
「少し歩いてみるか」
こうしていても、何も分からない。
しかし自分のなかに湧き上がる好奇心を感じていた。
駅を見失わないように意識しつつ、行動範囲を広げる。
すると暗がりのなかに、何かを見つけた。
石で作られた建物のようだが、風化したのか所々ボロボロになっている。
「なんか面白そうなところ見つけたぜ」
簾は意気揚々とその建物へと入っていった。
こんにちは、星織遥です。
近石 簾さん、ガイドに登場してくださりありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションをおかきください。
概要
今回は「霊界にある、鉄紺(てつこん)駅周辺に迷い込んだ」お話です。
鉄紺駅は霊界の地図でいうと、中心から南西の位置にあります。
特徴として暗い洞窟の奥にある駅で、洞窟を改造した家屋や古い遺跡などが多いです。
ただ、霊界は未知の領域で、まだ不明な部分が多く、鉄紺駅周辺もよく分かっていません。
皆さんがそこにある家屋や遺跡、あやかしなどに出会うことで、少しずつ明らかになっていくでしょう。
アクション
アクションには以下の内容をお願いします。
・どこから、どのように霊界へ来たのか
例:電車でウトウトして目が覚めたら、鉄紺駅周辺だった
いつのまにか迷い込んでいた
・鉄紺駅周辺での行動や、発見したものへの感想など
例:古い遺跡を見つけて興味を惹かれた
はじめて幽霊に遭遇して逃げた
寝子島への戻り方ですが、いくつか考えられます。
・霊界線の電車に乗って、気づいたら元居た場所に戻ってる
・意識が暗転したと思ったら、寝子島に帰っていた
・霊界内を彷徨っていると、いつのまにか見知った景色だった
また、あやかしも参加することが出来ます。
例:鉄紺駅の近くに住んでいて多少知っているので道案内をする
生きた人間を偶然見かけたので無事に帰そうと奮闘する
特になにかするわけでもなく、雑談をしてみる
相手によって驚かれたり、逆に興味を引いたりと色々起こるかもしれません。
そのときの心情や行動などをお願いします。
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
また餅々 きなこと出会う人もいるかもしれませんし、会うことなく寝子島に戻る人もいるでしょう。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、口調などのキャラクター設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
以上になります。
どなたでもお気軽にご参加ください。お待ちしております!