「お。何やろ、これ?」
鹿園 斐美がスマホを繰る指がぴたりと止まった。
画面の中では、ねこったーのタイムラインが現れては流れてゆく。
そんな中に、この何時間かで幾度も登場するハッシュタグがあった。
「へー。おもろいやん?」
画面の中の忙しない流れにぽつ、ぽつりとたびたび現れるのは、
『#寝子島アルバム作ろう』の文字。
寝子島在住の誰かが始めたちょっとした活動が、多くの人の目に留まり、広がりつつあるらしい。
内容はといえば、至ってシンプルだ。
寝子島を表した画像をタグとともに張り付けて投稿するだけ。画像は写真はもちろん、イラストでもいい。中には動画を投稿する人もいた。
斐美が眺めている間にも続々と投稿は寄せられている。
主催者であるらしいアカウントの人物によれば、それらの画像やイラストをスライドショーとして繋ぎ合わせ、後に一本の動画としてまとめ、公開する予定とのことだ。
出来上がるのはまさに、寝子島を象徴するシーンの連続となるだろう。
「きっと見応えあるやろなあ」
寝子島へやってきて日が浅い斐美にとっては、画像のどれもが宝石のように輝いて映るかもしれない。きっと、もっと寝子島を好きになれることだろう。
「いや、待てよ?」
せっかくなら、自分も写真の一枚も投稿してみるのはどうだろう?
出来上がる動画に自分の撮った一枚が連なれば、その喜びも増すことだろう。もちろん絵を描いたり、動画を撮影するのもいい。
「それも楽しそうやね♪」
スマホのカメラを起動して、さっそくレンズに映るものを覗き込んでみる。
春の寝子島。さて、どんなワンシーンを切り取ろうか?
こんにちは、高城ヒトです。
鹿園 斐美さん、ガイドにご登場いただきましてありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず、自由にアクションをおかけください。
概要
ねこったーで広がるハッシュタグ『#寝子島アルバム作ろう』に参加して、
寝子島の象徴的な風景を写真・絵画やイラスト・動画などとして残そう、というシナリオです。
・お気に入りの場所、風景
・寝子島の名産、特産品
・寝子島にまつわる思い出の品
・上記をイメージして自作した絵や彫刻、その他作品
など、寝子島を思い起こさせるものでしたら、テーマは何でもOK。
寝子島の有名スポットなどはもちろん、あなたにとってのごく個人的な物や場所でも大丈夫。
画像だけでは伝わらないものは、コメントを添えての投稿も可能です。
リアクションでは主に、撮影や投稿の過程を描きます。
思い出の場所を撮影しながら、懐かしい記憶をたどったり。
心を込めて、寝子島の美しい風景を絵に描いたり。
最後の最後には、完成し投稿された主催者の動画を見て、
記憶や撮影時の苦労に想いを馳せることもできるでしょう。
思い思いのやり方で、あなたの寝子島愛を存分に表現してください!
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
撮影や作品制作のお手伝いなど、自由に交流してください。
Xイラストのキャラクターを描写する場合、口調などのキャラクター設定をアクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
以上です。
どなたでもお気軽にご参加ください!