シナリオ「普通がフツウになった日」

普通がフツウになった日

イラスト：たちあ／白戸モコ

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入学式のまっただ中だというのに、万条幸次は眠っていた。
微動だにしないその様子は、目を閉じて聞き入っているように見えなくもない。
だから自然に目を覚ますまで、誰にも気づかれてはなかった。

（……はっ。いけない、入学式なのに寝てた）

起きた時には、流石にちょっと焦ったけれど。
（あれ、なんか周りが……）
なんだか、周りがもやもやぼやけて見えた。
寝起きで視界がぼやぼやしているだけなのか、それとも実はまだ寝てて夢を見ているのか？
なんて考えている幸次の視界を、一匹の猫が横切る。
近くにいた女の子の肩にひょいっと飛び乗ると、猫は幸次たちに向かって語り始めた。

――俺の名はテオ。エライ神様だ。

突拍子もない出来事に、幸次はきょとんと目を丸くする。

君は覚えているだろうか、寝子島高校の入学式の日のことを、
寝子暦1369年の春。
寝子島に神様が落っこちてきて、普通がフツウに変わった日のことを。

もうしばらくしたら、寝子島にもまた春が来る。
その前に少しだけ、あの日の思い出をもう一度紡いでみよう。

運営部より

このシナリオはプライベートシナリオです。
以下のＰＣのみ参加することができます。
　
　　▼参加可能ＰＣ
　　・万条幸次さん

★このシナリオは飛び入り参加枠があります。
　シナリオガイド公開の４９時間後、１０月２日の１３時からは、どなたでも参加できます。

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

風雅宿

マスターコメント

万条幸次さん、この度はリクエストありがとうございました！
というわけでハローワールド、風雅です。
プライベートシナリオのお届けとなります。

　シナリオ概要

寝子暦1369年の春、寝子島高校入学式の日を舞台にした過去のお話となります。
ののこが落っこちてきて、フツウが始まったその日の回想ですね。

また今回のプライベートシナリオは、飛び入り参加の枠が設定されておりますので、
入学式の日の話がしてみたい！という方はぜひともご参加頂けますと幸いです。
２～３年生も、父兄の方も、歓迎です。
当時らっかみ！で遊んでなかった方も、キャラクターは生きていたはずですので、ご自由にどうぞ。

　描写について

入学式当日の様子を描きます。
主な流れの中で、描写を希望する場面を1つか2つ選んでアクションにご記入ください。

　　【主な流れ】

　　　・当日の朝（自宅や寮）～登校風景
　　　・入学式の会場入り～入学式（前半）
　　　・テオの登場と話（フシギ空間）～ののこの新入生の誓い
　　　・入学式（後半、校歌や教師紹介）
　　　・ホームルームと放課後
　　　・下校と各自の夜

入学式はトピック「【入学式】祝！第６１回私立寝子島高等学校入学式　式次第」で行われました。
少しわかりづらいかと思いますが、このシナリオに参加される方は目を通しておいていただけると助かります。

　　【入学式、式次第】

　　　・新入生集合
　　　・開式の式辞
　　　・校長の式辞
　　　・祝電の披露
　　　・生徒会長の挨拶
　　　・新入生の誓い　← ののこが落っこちる＆テオ登場
　　　・校歌の斉唱
　　　・教師の紹介
　　　・閉式の式辞

ののことテオの登場のくだりは、オープニングストーリーがくわしいです。
こちらも、必ずご確認いただいた上でご参加ください。

すべてが上記のトピックやオープニングストーリーで描かれているわけではありませんので、
「実はわたし、新入生の誓いをやってました」「俺、あのときテオと目が合ったんだ」などご自由にどうぞ。
ただし、既存の情報や他のキャラへの影響が出るような確定ロールは採用できませんので、お気をつけください。

この日もれいびになってその自覚があるのか、もれいびになったけど自覚がないのか、
もれいびになってないままなのか、といった設定もアクションに明記しておいていただけると助かります。

ＮＰＣは当日自然な流れで会うことのできる相手であれば、からむことができます。
入学式のあとに教室でののこと話したり、登校時に島岡雪乃先生が緊張して転んでるところを助けたり。

それでは、アクション＆飛び入りのご参加をお待ちしております！

サンプルアクション（1）

普通がフツウになった日

運営部より

ゲームマスターより

担当ゲームマスター

マスターコメント

サンプルアクション（1）

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