『──たまには本を読むのもいいですよ。さあ、図書館でゆったりと過ごしましょう……』
ある日、そんな声が風に乗って、どこからともなく寝子島住人たちの心の中へと届いた。
からりと晴れた冬の日だった。
「ばっひゅーーーん!」
野々 ののこが街を駆けてゆく。
声は、神魂の影響によるものだったらしい。
どんなに騒がしい者であれ、声を聞けば図書館の静謐な空気が恋しくなってしまうのだ。
活字離れが叫ばれる昨今、なかなか手に取られず眠ったままの本たちが、声を上げたのかもしれない。
新しい物語の扉を開くのもいい。仕事に必要な資料を物色するのもいいだろう。子ども向けの絵本を気まぐれにめくってみるのも楽しいではないか。
「私だって、たまには本くらい読むんだもんね。今日はいっぱい読んじゃうぞ~♪」
寝子島図書館の扉は、いつでも市民へ開かれている。
忙しい現実はひとたび忘れ、読書に耽ってみるのはいかがだろうか?
こんにちは、よろしくお願いします!
概要
寝子島図書館でのひと時を描くシナリオです。
旧市街の一角に位置する二階建ての図書館で、建物は古いものの、所蔵されている本は非常に幅広く数も豊富です。
過ごしやすい環境で、寝子島の住人たちにはとても愛されています。
図書館では、自由にお過ごしください。
本を読むのはもちろん、勉強をしたり、少しだったら居眠りもいいでしょう。
読みたい本は、自由に指定していただいて構いません。
一般的な図書館にある本なら、大抵見つけることができます。
オリジナルの本から、元ネタありのパロディもOKです。
(マスターが知らない場合もありますので、その際は軽く調べたり想像で執筆します。ご了承ください)
寝子島図書館では現在、「冬の読書フェア」が開催中されていて、
冬にまつわる本を集めたコーナーが開設されています。
・冬をテーマにした恋愛小説
・クリスマス料理のレシピ集
・雪景色の美麗写真集
・コタツで丸くなる猫ちゃん写真集
などなど、ジャンルも種類もさまざまです。
ぜひ覗いてみてください。
なおこの日は、神魂の影響なのか、不思議な声が聞こえることがあります。
この声を聞くと、図書館の静かで安らぐ空気が恋しくなり、図書館でゆっくり本を読みたい気分になります。
お仕事で忙しい方も、心の余裕がない方も、これを機にゆっくりまったりとお過ごしください。
NPCについて
・野々 ののこ
たまの読書を堪能しています。でも字がいっぱいの本はちょっと苦手。
・八千代 透子
オカルト関係の本を探しています。オススメを紹介してあげると、盛り上がるかも。
・早川 珪
寝子高図書室を預かる司書教諭。昔読んだことのある小説を探しているのだとか。
上記以外にも、登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
自由に交流してみてください。
また、Xキャラクターも登場可能です。
口調などのキャラクター設定は、アクションに記載してください。
Xキャラ図鑑に書き込まれている内容は、そのURLだけ書いてもらえれば大丈夫です。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています!