いつの間にか、
観月 光は夜の森に迷い込んでいた。
「ここどこ?」
秋のひんやりとした風が吹き抜け、鈴虫の声が辺りに響いている。慌てて戻ろうとするが、元来た道もわからない。
ふと視線の先に明かりが見えた。近づいてみると、それは少し大きな丸太小屋だった。
見えたのは窓から漏れる光だったようだ。中に誰かいるのだろうか。
そっと窓から中を覗いてみると、
「ひっひっひっ、もうすぐ迷いこんだ人間がくるじゃろ。隙を見て……ひひ、ひひ」
白髪の老婆が包丁を研いでいた。山姥という言葉がぴったりだ。
光は体を震わせ、窓の下に座り込んだ。
「どうしよう」
この空間は山姥が作り出したのだろう。どうやら光は罠に引っ掛かってしまったようだ。
助かるためにはどうすれば良いのだろうか。
高城ヒトです! よろしくお願いします。
今回は森の中の人食い山姥退治のお話になります。
概要
山姥が作り出した空間に迷いこんだあなたは、どうにかして脱出しなくてはいけません。
○山姥の特徴○
・酒好き(飲みすぎると寝ますが、殺気には敏感です)
・おだてると調子に乗る(褒められるのが好きです)
・足が早いです(走って逃げた場合、油断すると追いつかれます)
・研いだ包丁を武器にしていて、投げたりしてきます。
・森のどこかにある池に落としても倒すことが出来ます。
脱出する方法は三つ。
①何も知らない振りをして小屋へ入り、山姥と会話しつつ、帰る方法、情報を引き出す。
倒す以外でも脱出する方法があります!
②山姥を退治する。隙を見て攻撃する。
③組み合わせて、山姥と会話→退治という流れでもOKです!
①~③のどれかを選択して下さい。
NPCについて
特定のマスターさんが管理するキャラクターを覗き、基本的にNPCなら誰でも登場可能です。
NPCはこの空間のことを概ね夢だと思っているようです。
それでは、参加おまちしております!