大人気アプリゲーム『カフェつくりゃんせ!』。
カフェの内装からメニューから制服から建てる土地にいたるまで全てを自分でデザインできるシミュレーションゲームだ。
「わあっ、いろんな家具が選べるんですね。可愛いのもシックなのも……あっ、このテーブル可愛いです! これにしましょう!」
タブレットを借りてプレイしていたリリエルもまた、ゲームを通してひとりのカフェオーナーになっていた。
機械音痴なリリエルとはいえ、触ってなぞっての動作くらいなら教えられればできるらしい。逆に言えば、普段触れない分楽しさもひとしおというわけである。
「はあ……こんな感じで自由にカフェが作れたらきっと楽しいのに。あら?」
すると突然、タッチした画面がまばゆく光り輝いた。
目を開くとそこはカフェでした。
「あら? あら? これって……私が選んだテーブルじゃあ……」
目の前にあるテーブルは、さっきリリエルが可愛いからと選んだテーブルです。
よもやと思って空に手を翳すと、家具のリストがずらり。
選んでみれば、思った通りにテーブルが別のものに切り替わりました。
「うわわっ、これって、もしかして!」
ゲームのなかに入っちゃったのでしょうか?
好みのカフェを作ってみよう! そして実際に動かして、お客さんを呼び込んでみよう!
これはそんな、カフェ経営シミュレーションシナリオでございます!
キャラクターはひょんなことからゲーム『カフェつくりゃんせ』というゲームの世界に入ってしまいました。
ゲームを知っていても知っていなくてもいいのですが、細かい仕様は分かるのです。ピーンと分かるのです。
割とすぐにお外に出られるらしいので、折角だからこのフシギ時間を楽しんでしまおう! となるわけです。
■カフェをつくろう
まずはあなた好みのカフェを作りましょう。
テーブルや床。壁や装飾。色々なものを決めなくちゃいけませんね。
勿論全部書き込んでいたらイッパイになってしまうので、『全体的にこんな雰囲気!』と指示してコンシェルジュに整えてもらいましょう。どうしても拘りのアイテムなんかがあれば、ビシッと指示してあげてくださいね。『招き猫を起きたい! 金の、でかいやつ!』みたく。
勿論カフェを作ったからにはメニューは大事です。
あえてカフェという言葉を使っていますが、居酒屋やレストラン、ハンバーガーショップや牛丼屋だって作れます。なぜならメニューを自分で選べるからです。
こちらも全部決めていたらパンパンになっちゃうので、『こういうジャンルの!』とざっくり指示してあげましょう。
コーヒーの種類を沢山、とかパフェはとにかく大きい奴、とかご飯系にパスタとピザを揃えたいとか、いっそ和食を取り入れたいとか……。
お店とメニューが決まれば、制服を着ていざ開店です!
おまかせにしてもいいですが、制服も細かく決めたいときはおっしゃってくださいね。キッチリ御仕立ていたします。
あっ、そうそう。お友達と一緒にカフェを開きたい時は、アクションの頭のあたりにそうと分かるように書いてくださいませ。
内装やメニューなんかを分担すると、おもしろいコラボレーションができるかもしれませんよ。
スタッフ側としてじゃなくお客さんとして参加したい時は『○○くんのお店に行きます!』といった感じでアクションを書いてくださいませ。
それでは張り切って参りましょう!
ニューオーナー!