「お泊まり会しようぜー!」
そう言い出したのは、
酒浸 朱蘭だったのか誰だったのか。
「今日って、何か特別な日だったかな?」
「強いて言うならひなまつりの……前後?」
「また曖昧な……」
花風 冴来や
添木 牡丹、
哀坂 子夜たちは顔を見合わせた。
まあ一晩程度、誰かの家に集まって寝泊まりするくらいなんてことはないだろうが……。
「……泊まって、何をするんだ?」
ごもっともである。
ただコーラや麦茶で飲んだくれるってえわけにもいくまいて。
「ゆっくり本を読むとか?」
「途中で飽きるに決まってる」
「イケナイことをしてみるとか?」
「よせよせ」
ぽっと生まれた仲良し時間。
短いようで長い夜。
それは、彼女たち四人に限った話ではありません。
あなたにも、お泊まり会をする相手はいませんか?
今夜は、誰かのお家に泊まりましょう。
フツウで、トクベツで、ちょっと心の躍るひとときを――さあ。
こちらは『誰かの家で一晩過ごす』という日常キリトリ型のシナリオとなっております。
グループ参加だとよりお楽しみ頂けますが、一人での参加でも大丈夫です。お一人様の場合は親戚や友達の家に泊まった一夜の様子を描くことになります。
具体的には『夕方からみんなが寝静まるまで』のお泊まり会の様子となります。皆さんの日常を描くことが主体なので、アクション次第ではどこかに偏ったり広がったりもするでしょう。
(シナリオガイドにある美少女四人のやりとりもあくまでイメージですので、全く別のシチュエーションや組み合わせだってOKです!)
食べ物や飲み物を持ち寄ったり、遊び道具を持ち込んだり、いっそお鍋なんかしてもいいかもしれませんね。
ぜひ、お友達とのお泊まり会をお楽しみください。