「リアリティが足りませんわ!!」
ある日の桜花寮で
女子高校生作家
大道寺 紅緒は、嫌なニオイを嗅いだ猫みたいに鼻の頭のシワを寄せたぶさいくな表情で、パソコンの画面を睨んでいた。
主人公を想うヒロインが心情を吐露する場面を執筆中なのだが、どうにもしっくりこない。
ひねり出そうと思っても、想像では補いきれない自身の経験不足を感じて、頭を抱えている最中だった。
「取材しよ」
こうなれば人の経験から学ぶしかない。
学友や知り合いたちから……いや、突撃取材でもいいから愛について些細なものでも話しを聞くことで、参考にさせて貰おう。
そう思い立った紅緒は、早速名刺と『グリモワール・デ・ルージュ』——と言う名の自身のネタ帳——を手に、部屋を飛び出して行った。
皆様こんにちは、東安曇です。
こちらはPCたちにめいいっぱい愛を語って頂くシナリオです。過去の話現在の話も問いません。思いっきり語ってスッキリして下さいな!
▼NPC紅緒が取材したがっているのは主に恋愛系ですが、『ライバルとの友情』『両親との家族愛』『大好きなアイドルへの愛』など、ザックリと愛がテーマで有ればどのようなものでも構いません。
▼今回のシナリオに不参加のPCさんのお名前を登場させることは出来ませんので、サンプルを参考にアクションに反映させて下さい。架空のNPC(アイドルやアニメのキャラなど)であれば、反映は可能です。
参考にしてほしい過去のシナリオがある場合は、リアクションの該当ページをアクション欄にご記入ください。*ひとつまで。
▼聴き手は必ず紅緒になりますが、陽毬・エリセイ・レナート・イリヤを同行させることも可能です。
島内で無理がない場所であればシチュエーションはきつく縛りませんので、お好きな場所で語って下さい。
また聴き手に正体がバレたくないPCの場合は、シチュエーションをSNSなどの匿名投稿として下さい。
紅緒ハンドルネーム『†紅き荊棘†』さんがそれを目撃したり、聴き手となります。*リアクションにPC名は必ず登場致します。ご了承ください。