師走の商店街はにぎやかでせわしない。
そんな中かき入れ時を迎えるお店の一つ、神野文房具店。
この時期目玉はクリスマス商品だけではない。年賀状も今がまさに旬だ。
「年賀状、筆ペン、干支のハンコ……そうだ、消しゴムハンコつくりコーナーも目立つようにしたいな」
普段はのんびり店番をしている
神野 マキナもいろいろ考えていた。
年賀状は郵便局や印刷屋で求める人が多い中、限られたスペースに並んだデザインつきの年賀状を選んで買ってもらうのはなかなか大変だ。
その上ハンコも筆ペンも売りたいのだから、最近年賀状が年賀メールにとって代わられようとしているなんて話は死活問題。
「普段会う人にも、なかなか会えない人にも、たくさんの人に、心が伝わる年賀状を書いてほしいな」
そう思うのは、商売のためだけではない。
「買い忘れがないように、お客さんに声かけてみようかな」
その時、チャイムの音と共にドアが開いた。
「いらっしゃいませ!」
マキナはわくわくしながらお客さんを迎える。
人の数だけ、思いのこもった年賀状があります。
あなたは、どんな年賀状を準備しますか?
こんにちは、天村です。
年賀状に関するフリーシナリオです。
神野 マキナさんと神野文房具店にガイドに登場していただきました。
ご参加いただける場合、ガイドと関係なくご自由にアクションをかけていただいてかまいません。
舞台はお店に限りません。自宅でも学校でも、郵便局でも。
可愛い年賀状を見つけて買うもよし、年賀状のデザインに悩んで動物園のサルを見に行くもよし。
書かなきゃと悩んでいるうちに日にちばかりがどんどんすぎて……、なんてのもありです。
※寝子島の来年は申(さる)年です。
※不参加PCさんに送る場合、お名前は出せません。
※NPCは住所を知ってそうな間柄であれば、可能です。生徒が先生に出すのはオーケーです。
それでは、ご参加お待ちしております。