伊勢神宮、それは二千年の歴史を持つ由緒正しい神宮である。
「奉られてるのは天照大神様なんだって! 他にも神様がいるそうだけど、メインはやっぱり天照大神様って話だよ」
天照大神と言えば古事記にもある有名な神様だ。天岩戸に隠れてしまった話を知らない者は少ないだろう。
外宮と内宮があり、天照大神が奉られているのは内宮になる。敷地は広大で、ゆっくり散策がてら歩いて戻ってくるまで一時間半かかるかどうかと言うところ。
「それに、何よりおかげ横丁って言うところがあって色んなお店があるんだよ! 食べるところもあるし、お土産もいっぱい見れるって」
内宮の門前町でもあるおはらい町は、宇治橋から五十鈴川に沿って続く、800m程の石畳の通りだ。綺麗に整備された道は車も通るが人が溢れる活気ある通り、歩くだけでも楽しめるだろう。
友人に力説を奮っていた女の子が一緒に見ていた観光案内の雑誌を本棚へと戻し、店を出て行く。店員のありがとうございましたー! の声を聞きながら、何気なしに聞こえていたその会話に興味が沸いて、君はその雑誌を手に取った。
『秋冬に行くお伊勢さん』なんて見出しが付いているその雑誌を捲ると、一人で行こうか、誰か友達と行くのも楽しいだろうな、なんて気持ちが溢れてくる。よく見れば雑誌の懸賞にはお伊勢参りへの旅行チケット20名様にプレゼントなんてものまであった。
思い立ったが吉日、君は思い切って伊勢神宮へ遊びに行くプランを立てる事にした。
こんにちは、加持蜜子です。
お伊勢さんに遊びに行ってみませんか? お一人でも、お友達とでも、恋人さんとでも……どんな風に参加されてもよい旅になるようにお手伝いさせて頂きたいと思っております。
参加者となった方は、何かしらの方法で伊勢神宮へ遊びに行くことになります。電車でも、バスツアーでも、車でも構いません。描写するポイントは伊勢神宮を楽しむ、です。調べてみると、色々楽しい場所がありますので、実際に現地でどのように楽しむか計画を立てる気持ちでアクションを頂ければ良いかと思います。
伊勢神宮やおかげ横丁に何があるかわからない! って方はこんな場所があればいってみたい等のアクションを頂ければこちらで善処させて頂きますが、公共良俗に反するものは描写できない場合がありますのでご了承下さいませ。
ちなみに私のお勧めは、お餅に餡が乗った餅菓子(今ならぜんざいがあります)、伊勢うどん、持ち歩きできるコロッケ、おかげ横丁にある招き猫の専門店でしょうか。食い気万歳。もちろん、どんな食べ物・お土産屋さんがいいかわからなかったらお勧めの場所へ行く、でも大丈夫ですよ。
【補足】
・登場NPCとして永田孝文が参加予定です。たまたま同じ時期に旅行に来ています。(アクションにて永田孝文への交流要素がなければリアクションには登場しません、またアクションにて交流がないからといって参加PC様の描写量が減るような事はありません)
・内宮の参拝時間は午前五時から午後五時まで、おかげ横丁の営業時間は午前九時半から午後五時までとなっています。
・車で来る方は有料の駐車場がありますのでご利用下さい。
・外宮もあるのですが、今回は内宮周辺のみメインでの描写とさせて頂きます。
・公共の物でない建物や店名はそのものを表記する事ができない場合があります、アクションで店名を書いて頂いた場合それっぽいお店だったりそれっぽい名前だったりになる可能性があります。
・グループで参加される場合、アクションにてその方との現在の関係性を明記して頂くと助かります(片思い・友人・恋人・両片思い・恋人未満、等)
・日帰り、一泊二日、などの設定はご自由にお決め下さい(宿での描写はアクション頂いた場合、軽い描写になる可能性があります)
・行きたいけど旅費のないPCはどうするの!? ってお悩みの方は、懸賞に当たった・こんな時の為に毎月旅行貯金をしてた・あまりの行きたさに神魂の影響でその日だけ何故か伊勢神宮に飛んじゃった、などでひとつ。