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シーサイドタウン駅の駅ビル『miao』は週末いつも大盛況。
黒滝 竜也
と
酒浸 朱蘭
も、その賑わいの一端だった。
『KIDDY,THE MOON LUCENT LIGHT』で、あーだこーだ言い合いながら、服を選んでいる。
服と言っても、下着、だったが。
「うわー結構いろいろ種類あるなぁ……」
朱蘭は、言いながら実際に手に取ってみる。
本格的なロリィタファッションを楽しむ人のための、ドロワーズ等もあれば、下着とは思えないほどレースや装飾のついたブラジャー等もある。
「これなんてどうだ?」
ろっこんの力ですっかり出来上がっている朱蘭は、その中で気になったものを竜也に示した。
「って、お前、そんなん選ぶの!?」
竜也は目を白黒させるが、それもそうだろう。『オ・ト・ナ(はぁと)』というようなデザインのものだった。
「んじゃ、竜也はどんなのがいいんだ?」
「俺か?」
ならばと朱蘭が竜也に尋ねてみると、竜也は、ごく事務的に近くにあった下着に手を伸ばした。
「俺はこういうのがいいかなって……」
それはぱっと見、ワンピースに見えるようなベビードールだった。ぱっと見、いやらしさを感じない『サンタコスプレ』にありそうなデザインのものだ。
ただしあくまでもぱっと見で、よく見ると所々、しかも大事なところが透けている。
恐らく竜也はそれに気がついていないのだろう。
(あれって結構大胆だぜ!)
ほれ、と言って透けている部分。すると見る見る間に竜也は真っ赤になって、面白いくらいの勢いでセット下着を元に戻した。
「……へぇ竜也ってそういうの好きなんだな、プププ」
「な、何だよ、その笑いは……」
必死に冷静を装っているが、竜也の耳の先は赤くなっている。
それを見て、朱蘭は決めた。
「んじゃ、これにしようかな」
「あ、気に入ったのか?」
「まぁ、な」
その、反応が。
とは言わないでおく。
その代わりにもう一度朱蘭は、竜也の耳を確認した。
やはり良く日に焼けた浅黒い肌は、わずかに赤くなっていた。
「なら寸法とか確かめないとな……」
ふいに竜也はそんなことを言い、試着室を探し始めた。まるで、一緒についてくるというような素振りに、今度は朱蘭の耳が熱くなる。
「あぁ~いい一人で測れるぜ!」
今までの余裕なんてあっという間にすっ飛んでしまった。実際、声もひっくり返ってしまっている。
「アタシも流石に酔っ払っても恥ずかしいものは恥ずかしいし、行ってくるぜ」
更にまくし立て、朱蘭は竜也から下着を引ったくるように奪った。
「すまん、一人で確認できるよな」
ひどく落ち着いた様子で、申し訳なさそうに告げる竜也。
「あ、決して下着を穿き忘れたとかじゃないからな!」
「ああ、わかってる。じゃあ、俺はそこで待ってるよ」
試着を終えた朱蘭の姿が通路の奥に見えた。
「どうだった?」
竜也が声を掛けると、朱蘭はニっと歯を見せて笑い「サイズは大丈夫だったしこれで頼むな!」。
「じゃあ、レジに行ってくる」
朱蘭から下着を受け取り、竜也はレジに向かった。
その下着に、熱は移っていなかったが、これを朱蘭は着たのだろうか。
……深く考えないようにして、竜也はレジで下着を出した。
「ただいまお包みしますね。しばらくお待ちください」
「はい」
ラッピングを待っていると、店内で、竜也と同じくらい浮いている人と目が合った。
「やぁ、もしかしてメンズバレンタインデーかな?」
相手は竜也ほどではないがひどく体格のいい老紳士。意味深長な笑みを浮かべ、竜也に近づきながら話しかけてきた。
「……はい、まぁ」
その気さくさと下世話さに、正直辟易する竜也だったが、老紳士の自然な態度は、何故か不快ではなかった。
「彼女さんにかな?」
「いや……付き合ってはないです」
だからかスラスラと自分のことも話してしまう。
「おや、もしかして」
「はいそうですよ、この勢いで告白もしますよ……」
半ばやけになってそんな告白を見ず知らずの男性にしてしまった。
ああ、俺なんでこんなこと話してるんだろう。我に返って、そんなことを考えていると、颯は竜也の肩をポンと叩く。
「私は
鷹峰 颯
という。君、名前はなんと言うのかな?」
先に名乗られてしまえば、こちらも名乗らざるをえない。
「……黒滝、竜也です」
「竜也君」
「はい」
何か重要な事を言われるのだろうか。かすかに竜也は身構えた。
「パンツ神の加護があらんこと」
竜也は己の耳を疑う。
「へ?」
「これは私からのほんの気持ちだ。応援しているよ」
そう言って颯は、竜也に小さな紙袋を手渡した。
「……あの」
「ハッハッハ、それではよいメンズバレンタインデーを。パンツ万歳」
しかし老紳士・颯は、竜也の話を聞かずに去っていった。
その後、竜也は受け取った袋の中身を見て、絶句するのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
つるこ。
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ★(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月20日
参加申し込みの期限
2014年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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