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変態の軍隊
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【4】
時間は遡る。
芹沢 梨樹
は放課後、校庭で何気なく写生を行っていた。
「桜は散ったが、緑の葉桜も心安らぐな」
色鉛筆で若葉の濃淡を描く芹沢。
「でもな……、やはり桜のピンクが恋しいな。また来年まで見れないとなると、寂しいものがあるが」
芹沢が感傷に浸ってると、やたら目立つピンクが目に飛び込んできた。
「ん……、ちょっと毒々しいが、やはり春はピンクだよな……。って、なんだ?」
ピンクの正体は、全身タイツを着込んだ般若の面の集団であった。
どうやら、校舎へ急いで向かっているようだ。
芹沢は苦笑しながら、その一行を生暖かく見守っていた。
「気づいたら周囲に変な奴がいるな。まあ春だからな。変な奴が少しくらい現れても……、って、少しじゃないな……」
3、4人の集まりが、6人、7人、いやそれ以上の集団となって、校舎へ向かっているのだった。
「またなんか妙なことが起きるのか?」
そう思った芹沢、関わらないように遠ざかろうとする。
しかし、桜の木の枝を不意に踏み抜いてしまう!
踏み抜いた際に生じた音に、ピンク集団と目が合ってしまう。
そして、そのまま駆け寄ってくるではないか。
「おい、なんでこっちに来るんだ……?」
怯える芹沢に、般若の面とショッキングピンクの全身タイツが手渡される。
「君! 早くしないと遅刻しちゃうよ!」
「そうそう! 年に一度のお祭りだぜ!?」
芹沢、どうやらメンバーの誰かと勘違いされているようだ。
「いや、俺は違う!」
狼狽する芹沢の両サイドを、変態たちががっちりホールド!
「大丈夫だって! 顔を隠せば、人は大胆になれるから!」
「あ、全身タイツ、ワンサイズ小さいかな? 一応サイズは数種類揃えてあるよ?」
「そりゃご丁寧にどうも……、じゃねぇよ! 俺違うって言っただろう!? てか、なんでサイズ揃ってんだよ!? 用意周到すぎるだろう?」
芹沢のツッコミも虚しく、半ば強制的に着替えをする羽目となってしまう。
結果、芹沢は、変態の軍隊のスパイとして、身分を隠しながら草薙のシゴキに耐えているのであった!
「貴様……! なんだその態度は?」
ショッキングピンクの全身タイツに身を包んだ草薙(お面は特別仕様の鬼の面)が芹沢に凄む。
「サーイェッサー! 教官の筋肉に目を見張っておりました、サー!」
(いや、おかしいだろ!? なんであんな流線型な身体してるんだよ!?)
芹沢の心のツッコミのとおり、草薙の身体はとんでもなく引き締まっていた。
それがタイツによって輪郭が強調され、
キモイ
げふんインパクトある印象を与えているのだ。
「フッ……。俺の歪みない肉体で隊員を虜にしてしまっていたとはな……」
草薙は大胸筋をぴくぴくっと脈打ってみせる。
「身体測定のあとも、
例の肉団子と走り込みを続けている
からな……」
一緒に走り込みを行った結果、魅惑のセクシーボディーを手に入れてしまった草薙である。
変態女子たちも「あぁん、教官素敵ィ……!」と身体をモジつかせている。
あまりのカオスっぷりに、「なんで着替えちゃったんだろう」と後悔しだす芹沢。
(参ったな。この群れから抜け出すのは難しそうだ。明らかに不穏な連中なんだが……)
その時、芹沢の脳裏に加瀬の顔が浮かび上がる。
(そうだ! この間、隣のクラスの加瀬と連絡先を交換したな、あいつはこういうのが好きそうだ。変態の種類と配置を詳しくメールで送っておこう!)
芹沢がスパイ活動を行う決心をした次の瞬間、草薙が小隊に檄を飛ばした!
「いいか……! 必ず我々を潰そうとする奴らが現れる! 例えば、既にこの中にスパイを送り込んでいるであろうな……。」
芹沢、口から心臓が飛び出そうになるほど驚く。
だが、何とか平常心を保つことに成功。
「だが我々はブレない! エロスを求めることを躊躇うな! 迎撃に来てる奴らは偽善に満ちた暴徒の正義……! どんな汚い手にも、我々、桃色破廉恥小隊は屈しない!」
「そうだ! エロいことの何がいけないんだい!? もっとみんなエロくて良いはずなんだ!」
隊長の横嶋も同意の声を上げる。
そしてがっちりと交わされる漢の握手。
(駄目だこいつら……!)
芹沢、ただただ戦慄するだけであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
焼きスルメ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
コメディ
バトル
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年02月28日
参加申し込みの期限
2013年03月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年03月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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