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●制服:エントリーNo.10
八十八旗 信彦
「レディーーーース! アンド ジェントルマン!」
高らかに鳴り響くファンファーレ。
黒衣の瓢が振り返る。
観客たちは思った。
また、濃いのが出てきたぞ、と。
真っ赤なバラを翳しながら、キラキラと登場したのは
八十八旗 信彦
――通称ひこにゃん!
「やあ、せにょりーた! 応援ありがとう!」
「へろぅ、マドモアゼル!」
「こんなに沢山の美しいレディ達の視線を独占できて、俺は幸せだよ!」
観衆のレディ達限定で愛想を振りまきながら、信彦は颯爽と歩いてくる。
「ひこにゃん当たったんですねー」
信彦と腐れ縁の
屋敷野 梢
は、目があうと、しっしっと手で払う仕草をした。
「……悪運が強いというか何というか。どーせまたしょーもない事するんでしょー」
本当は大相撲よろしく座布団でも投げたいところだったが、さすがに目立つので自重したのだ。
信彦はもちろんそんなことにはめげず、黒衣の瓢に赤いバラを差し出した。
瓢は呆れた目つきで信彦を見た。
「すまんがね、あっしは男だ」
それを聞くと、信彦は笑顔を絶やさぬまま軽やかなターンでくるくると瓢から離れていき、
「おっと。そうか。素敵なレディかと思ったんだが。男はノーセンキューだ!」
と、赤いバラを胸に指しなおした。
さてここからはもう、ひこにゃんオンステージ。
「信頼と実績の学級委員として、皆の模範とならないといけないから、校則違反になるような格好はできないよね。もちろん風紀を乱さない程度に着崩したりはするけど、紳士として恥ずかしくないものであると自負しているよ」
そういうと信彦は自信満々の笑みを浮かべる。
「ポイントは、そうだなぁ……俺のトレードマークであるところのサングラスかな?」
なんで目に掛けてないのかって?
と、信彦は歌のおにいさんみたいに、耳に手を当て観客の声を聞くポーズをとる。
「物事を色眼鏡で見ないという、俺なりの決意表明みたいなものかな?」――『物事』のところには、※印をつけて、「主に女性を外見で差別しないなど」と注釈を入れて読んでいただきたい。
また何か上手い事言ってますよ、と梢が唖然とした視線を送っている。
ここで信彦はバッと会場に向かって手を広げてアピールした!
「敢えて言おう! 賞品の金ピカ制服をバッチリ着こなせるのは、俺をおいて他になしッ!」
さすがひこにゃん!
ここまで言えるのは、ひこにゃんか、ぜんざいカレー先輩しかいないに違いない!
ひこにゃん、ふたたび耳元に手を当て、
「えっ? 俺が輝いて見えるって?」というと、さもありなんと爽やかに笑った。
「洗練された立ち居振る舞いが俺を輝かせているのさっ」
●制服:エントリーNo.11
瑚野上 栞凪
セーラー服の
瑚野上 栞凪
がキーンと走って来て、キラキラの治まらない信彦にチョップを入れた。
「なにいってんの、ひこにゃん」
「やあ、カンナ! 今日もセーラー服が似合ってるね!」
女の子にあったらまず褒める。信彦の得意技だ。
「カワイイでしょー! 特にこの赤いスカーフが気に入ってるんだ♪ ……じゃなくて」
「いやいや、続けてよ。どうして寝子高の制服じゃなくて、セーラー服を着てるのかな?」
「えっと。ホントは別の高校に行く予定だったんだけど、親の転勤のせいで入学式直前に寝子島へ来ることになっちゃって。それで寝子高の制服が間に合わなかったんだよね」
「ふむふむ。2ヶ月経ってまだ寝子高の制服に変えてないってことは、相当気に入ってるのかな?」
「あは。じつはその通りなんだ。すっかりこのセーラー服に愛着が湧いちゃって」
「卒業までそれで通すつもりかい?」
「そうしたいなーって」
信彦に乗せられて、栞凪はついすらすらとしゃべってしまう。
爽やかな白のシャツに青い襟のセーラー服は、これから来る夏を思わせる。
白いハイソックスが青春していて眩しい。
それ以上に眩しいのが、栞凪の笑顔。
例えるなら5月の太陽!
プリクラしたり、カラオケしたり、帰りにアイスを食べたり……なんていう、きらっきらのティーンエイジャーの香りが、栞凪からは漂ってくる!
「ま、眩しいよぃ……!」
おもにカオスとか地下とかが根城の瓢にとっては、信彦より栞凪の方がよっぽど眩しい。
瓢は暗がりに逃げ込むように、舞台袖へと退場した。
「ほら、みんなにアピールしないのかい?」
信彦に促され、栞凪はそうだった、と観客に手を振った。
「やっほー、皆、よろしくね♪」
他校の制服だったから、どうかなーと心配していたけれど、無事制服パートに出場できたので栞凪はなんだかほっとした。桐島先生あたりはなんていうか分からないけど、泉先生なんかはそういうこだわりを「うむ」と頷きながら見てくれていた。
なんだかんだで2ヶ月セーラー服で大丈夫だったわけだし、3年も大丈夫なのではなかろうか。
もっとも、栞凪の気が変わったら、彼女の寝子高制服姿も見られるのかもしれないけれど。
「はーっ。お腹すいちゃった。あとでクレープでも食べにいかない?」
ほっとした勢いで、栞凪は信彦を誘ってみる。
誘うことの方が圧倒的に多い信彦はちょっと目を丸くしたが、もちろん! と笑って答えた。
そこで、信彦の使用人・
霧桐 舞衣
に遭遇し、信彦がパンフレットを確認するよう促したところ、彼女のパンフレットにも『出場おめでとう』のカードが入っていた――という話は、またのちほど。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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