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●制服:エントリーNo.08
邪衣 士
ズンドコズンドコズンドコ…… 『クマッ!』
ズンドコズンドコズンドコ…… 『クマッ!』
謎の太鼓とクマコールで壇上に登場したのは、猫鳴館自治会長も務める
邪衣 士
。
士は苦悩していた。
(何故だ……俺はお店で温泉まんじゅうと卵を売ろうと手続きをしていたはずなのに……何故、これに参加しているんだ!?)
何故も何もない。いつも通り迷子になり、あれこれあって、気づけばここにいたのだ。
こうして迷子と熊がトレードマークの士は、
(参加したのだから仕方がない……観客でも眺めながら適当にやるか)
と、熊皮と親しく肩を組んで歩き出した。
言っておくが、彼の熊は
普段着
だ。
「あー、着こなしについては制服の上にただ熊を羽織っただけでそれ以外は普通。ただ夏場でもベストを着ないでジャケットを着ている、ってとこかな」
熊の時点でいろいろ普通じゃない、とか、夏暑くないのか、とか、いろいろツッコミどころがある彼の言葉に思わず、
「その熊は手放せんのか……?」
と
浮舟 久雨
が呆れ声をあげた。
「これでもこの時期は肩にかけるだけにしてるんだぞ。熊を倒して熊皮にしたのが事の発端で、その後それが定着して今に至ってるんだ」
お陰で周りからはすっかりこんな評価。
「いつも良い毛並だな、邪衣!」と熊皮を指し、本人の方は「……えっと、隣の人は誰だっけ……?」
こんな野次を飛ばしたのは
民谷 鋭二
だったが、他の人の反応も似たり寄ったりなのだった。
さて。
(参加者以外の人も結構変わった格好で来てるんだな……)
と自分のことを棚に上げて周りを見渡す余裕が、士にはあった。(――ん?)
観客席でひときわ目を引く緑のドレス。
(あれは桃原……アイツ緑色も似合うんだな……)
本日シンデレラ仕様な
桃原 空音
は、普段の変……ごほん、元気さもどこへやら、魔王様な璃人とはぐれてすっかり心細くなっていた。
すると見覚えのある熊が登場し、ようやくほっこりした気分になる。
(あ。士くんだ……いつもどおりクマさんと一緒なんだね……クマー)
すると、そんな士――本人の方――と目が合った。
(……な、なんでこっちをじーっと見てるのかなっ!?)
はっと、いつもとは違う自分の姿を思い出す。
(は、はははははは恥ずかし……恥ずかしいんだよ!?)
ドキドキと胸の鼓動が速くなり……。
(ややややだァァ!)
空音はその場から、脱兎のごとく逃げ出した。
(……ってなんで逃げる!?)
戸惑ったのはステージ上の士だ。空音があんな反応をするなんて。
(とりあえず追いかけよう……観客、パフォーマンスとして受け取ってくれよ)
士は颯爽とキャットウォークから飛び降り、空音を追った。
「おい待て、何故逃げる!?」
「なななんで追いかけてくるの!?」
「俺が一体何をしたって言うんだよ!」
慣れないドレスとヒールで走る空音が、士に組み敷かれたのは次の瞬間。
「ヘブッ」
もうちょっと可愛い喘ぎ声はないのかと思うが、パニック状態に陥って大げさに転んだ空音の口からは、こんな蛙の潰れたような声しか出なかった。
「……ケ、ケダモノー!? 襲われる食べられる!?」
「ただでさえ暑いのに走らせるなよ……って誰がケダモノだ! 少し落ちつけ!」
「ふえ~~~ん!」
そのときキャットウォークをすたすたとジャージ姿の少年が歩いて来た。そのまま士と同じルートを辿って観客席に下り、立ち止まる。
逆巻 天野
だ。
「野暮をするつもりは全くないんだけれど」
そう言ってすっと差し出したのは、湿布薬。
「すまないな逆巻。桃原、足は挫いてないか?」
「う、うん……大丈夫だと思う」
天野は、空音の様子に「よかった」とそれだけ言うと、人波の中に消えて行った。
あとにひらりと『出場おめでとう』のカードが残る。
「あいつ……もしかして、あれでキャットウォークを歩いたつもりか?」
苦笑した士は空音を抱き起した。
「その格好似合ってるぞ……ってコラ暴れるな。トリエンが終わったら出店に何か食べに行かないか」
●制服:エントリーNo.09
骨削 瓢
そのときだった。
士と空音は、びゅおおおおっ! と、氷の女王が発するようなうすら寒い気迫を感じて振り返った。
黒いヴェールで顔を隠した女子制服の人物が、キャットウォークをつかつかと歩いてくる。
一足ずつ繰り出される脚線美。フリルをあしらわれた改造スカートと、ガーターベルトで繋がれた黒のレース付きニーソックスの隙間に、可憐な絶対領域が出来ている。謎なのは、昔の駅弁売りのように、帯のついた木箱を肩から下げ、
「え~、饅頭~饅頭~。
裏寝子温泉
特製饅頭はいらんかね~。温泉卵もあるよ~」
と営業していることだった。
「えっ、誰!? あんな美女、地下帝国にいたっけ?」
「記憶にないぞ」
空音と士が何度も瞬きをしたそのとき。
その人物は、顔を隠していたヴェールを取り払った!
「女だとでも思ったかい!? 残念!! あっしじゃヴァーカ!!!」
可愛いピンクの髪留めが瓢のヤケクソっぷりを如実に示している。髪留めとお揃いのピンクのイヤリングも、なんともセクシーではないか。
「ほ、骨削~~~!?」
「なにやってんの!?」
「魔王様の魔法にかかったんだよぃ! あっしに優勝を寄越せ~~~!!!」
観客席にいた猫鳴館住人・
伊賀 解理
は、同じ寮の仲間たちの多彩な姿に乾いた笑いを浮かべた。
(……やっぱり、カードなくてよかったな。僕にはあぁいう芸当はできなかったろうさ、うん)
と、次の出場者が現れた!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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