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●いつも始まる日々の中で●
――それは、まだ月が移り変わる前後の事。
視界の端に、ワールド内でメールが届いた事を報せるポップアップがピロリと踊った。
差出人は
『Mystique』
とある。
「あ、きたきた!」
服飾店『Lechat』の店主のひとり、『hinahina』こと
高尾 日菜
は待ってましたとばかりに文面と添付のファイルを確認した。
「後はこのスクリプトを入れて、ちょっと調整すれば良いだけなのね」
日菜の間の前には、可愛らしい服を着た2.5頭身程の白い猫の人形が立っている。
お店の可愛い看板マスコットの誕生は、もうすぐだ。
何処かそわそわして帰った桜花寮。
靴を脱いだ
夢宮 瑠奈
は、丁度廊下に姿を現した寮母のトシコさんと顔を合わせた。
「おかえりなさい、瑠奈ちゃん。お荷物が届いてるわよ」
「……パパだぁ!」
早速部屋に帰って箱の蓋を開ければ、中にはノートパソコンとネット接続の為の機器などが鎮座している。
「えっと、これは……」
こんぴーたーは苦手の瑠奈だけれど、慣れないパソコンの設定をしていく間にも胸は期待に膨らんだ。
「侑ちゃん、早く帰って来ないかなぁ」
「おや、猫島さんもとうとうご自分のパソコンを?」
「うん。お年玉の一部をヘソクリしてたのと、ここ二ヶ月のバイト代でねぇ。
3Dゲームがさくさく動くので、良いのを買えたんだー」
「なるほど……」
猫島 寝太郎
のおニューのパソコンの話題を耳にして、
加瀬 礼二
はへらりといつもの笑みを浮かべた。
そして。
「カジノの名前は【Speranza】かぁ……えーっとイタリア語で【希望】っていう意味?
なるほど~」
Cat Island内のチャンネル1。
星ヶ丘のだだっ広い土地を目前に、寝太郎は数枚の紙を広げ普段は眠そうな目を皿のようにして一枚の紙片に書かれたメモを読み上げた。
実は付けっ放しの猫耳と尻尾の動きのお陰で、半ば呆然とした心境を隠しきれていない。
他の紙はといえば、計画書や設計図のようなものが書いてあるようだ。
そんでもって、彼の脇には『Rage』のネームタグを浮かべた礼二が立っている。
「猫島さん、素敵なカジノ建てて下さいねぇ♪」
にこぉ。
礼二の笑顔に寝太郎ドッキリ。
ときめきじゃなく、ちょっと嫌なドッキリ。
「……えーっと、どうしてこうなった?」
笑顔を浮かべようとした寝太郎の頬が、若干引きつっているような気もする。
しかし、だがしかし。
このまま呆然と立っていてもオーナーRage様の愛の鞭を頂いてしまいそうなので、ひとまず『製作』メニューを開いて板状の物体を出してみた。
でも編集画面には色々な項目やパラメーターが表示されていて、何処をどう弄れば良いのやら。
板パーツの端っこに色の違う矢印があったので、そこを引っ張ってみると伸縮する。
試しに可能な限り面積を広げて、繋げてみる事にした。
「えー……『カジノ計画書』
星ヶ丘に合わせて、外観はモナコ風の上品で明るい雰囲気の建物。
内装はラスベガス風のダークで大人な雰囲気で、いかにも秘密の遊戯場って感じ!
可愛いマネキンがちょこちょこ、格好よく着飾ったアバターが泳ぐように歩いてる。
メインは誰もが知ってる各種カジノゲーム、ディーラーは卓なんかも多くなるから、マネキンとアバター混在、チップは枚数制限付き&リアルマネーに換金できない。
カジノ専用コインを使って貰います? なるほど……無駄遣い対策?
加瀬君、抜かりない!」
「ふふ、ありがとうございます」
なんて遣り取りと試行錯誤を繰り返すうちに、なんとか建物のような形は出来た。
「巨大な箱ですね」
「うん……これじゃ、ただの箱だね」
二人の前にそびえ立つのは、板を繋ぎ合わせただけの味気ない灰色の箱。
一応、入り口部分は開いているものの……モナコ風の上品な外見と、ラスベガス風の大人な内装にはまだまだ遠い。
とは言っても、これからどうやっていっぱしのカジノを作り上げたら良いのだろう?
「素人がいきなりそんな立派なの作れないよねぇ……ん?」
呟きながら寝太郎は、以前見た公式メールマガジンをふと思い出した。
「どうかしましたか?」
「あ、あったー」
寝太郎の見付けた過去の記事には、初心者の為の『もの作り教室』に関する内容が記されていた。
「今日もやってるんだね……って、もうすぐ始まるんだ。
何かヒントになるかも知れないし、行ってみるよー」
「では、その間に俺は物資や人材調達の為にあちこち回ってみましょう。
設備に使用するテクスチャーも、それらしいものが必要ですしね」
という訳で、寝太郎は教室へ。
礼二は川……ではなく様々なものを調達しに、出掛けていった。
「……んむ、最初よりかなり慣れた」
白いパーカーのうさ耳をぴょこぴょこ躍らせながら、人のいなくなった巨大箱の前を『totone』こと
黒兎 都
が通り掛った。
「? これは……」
少し前は空き地だった場所にどーんとそびえた灰色の建物は、真下から見上げると圧倒される。
「何か作ってるところなのかのー」
まだ見ぬワクワク感を込めて、都は建物の見える道端のポイントを記録した。
記録した場所は猫型のクリップに挟まれて、アドレス帳に収まる。
幸運の布石は、知らないうちに打たれている。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
羽月ゆきな
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年06月04日
参加申し込みの期限
2013年06月11日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年06月11日 11時00分
参加キャラクター一覧
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