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何でも屋『いぬもり』の楽しいにゃんこあつめ
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何でも屋『いぬもり』に珍妙な依頼が舞い込んでから、間もなく。
店内へと、転がるようにして足を踏み入れたのは
トワ・E・ライトフェロゥ
だ。
「話は聞かせてもらったデス地球は滅亡スル!」
「ええと……何だ?」
「いや、しないデス? ノリとシオコショーで言ってみたかったセリフの一つデス!」
突然の地球滅亡宣言に虚を突かれたようになる
犬杜 一閃
のことは置いておいて、
「トコロデー、トワはトワデスケドー、貴方はドチラsummerデス?」
と、トワは客用の椅子に腰掛けている老紳士の方へと身体を向ける。
「私は、三嘉という者だよ。三嘉 計一郎。よろしくね、ええっと……トワ君?」
「Yes! ケイイチロウもよろしくデス!」
元気良く挨拶を返した小さな来訪者は、この段階で一閃にひょいと抱え上げられた。
「Wow! ケイイチロウがいきなりsmallに! やはり地球は……」
「……滅亡されると困るんだが、とりあえず、どう扱えばいい?」
お客様か、迷子か、チラシを見て来てくれたのか……。
そう並べられて、トワは宙に浮いたままでふふんとドヤ顔を作った。
「それは、とてもdifficultな質問デス」
トワ、今日も今日とて迷子になった末に、何でも屋に辿り着いた口である。
そして、チラシの依頼に興味を持った……というところまで話を聞いた一閃の手で、
「着地! ヒャクテンマンテン、デス!」
びしっ! と、トワはやっと床の上へと降り立った。
ちょこんと店内の椅子に腰掛けさせてもらって、トワは計一郎の話を聞く。
そうしてじきに、「Cat!」と青の瞳を輝かせた。
「ネコーのーphotographデスネ? いっぱいあるデスケドー」
「たとえばこんなの」
トワが取り出した写真に計一郎と一閃が揃って首を傾げるが、トワは動じることなく写真を仕舞い仕舞い、
「デモ、ゴショモウするのは最近、今日のが良いんデスネー」
「……え? ああうん、そうだね」
何事もなかったかのように話を続けられて、気を取り直して計一郎が頷く。
トワの顔に、眩しいような笑顔の花が咲いた。
「デシタラトーワーもー! トワも手伝うデス!」
「それは有り難いが……大丈夫か?」
一閃が僅かに眉を寄せて問う。
そこに滲む色は、『不信』ではなく『心配』だ。
「No problem! ケイイチロウは、今のネコジマーのネコを楽しみたい、デスヨネ?」
「うん、そうだよ。トワ君の言う通りだ」
「だったら、写真を見たらー、猫の様子が想像できるよーにートワも手伝うマス!」
猫の集まる場所にはよくいくのデス! とトワは「えっへん!」とばかりに胸を張る。
「いっぱい撮ったらイヌモリーまで戻ってくるデス!」
「頼もしいお嬢さんだね。ありがとう、トワ君」
「I can do it! ……問題はー、当初の目的の場所まで辿り着けるかどうかはわかりかねるマス」
「それは……」
大丈夫なのか? と一閃が問うより早くに、
「お邪魔しまーす!」
と、こちらも溌剌と『いぬもり』の戸を潜ったのは、肩に
にゃーくん
を乗せた
桜庭 円
だ。
一閃の注意が、円の方へと向く。
「ああ、お前か。今は初はいないが……」
「あ、外で会いました。だからほら、これ持って寄ってみたんです」
言って、円が一閃の前に翳したのはデジタルカメラだ。
「手を貸してくれるのか?」
「うん、そのつもり。変わったお仕事があるって聞いて、とりあえず依頼人さんに会いにきたって感じで」
応じた円の目が、計一郎へと向けられる。
挨拶を交わした後、いかにも楽しげににゃーくんと戯れ始めた計一郎へと、円は問いを投げた。
「なんていいますか。本当に、どんな猫でもいいのかなって気になって」
「勿論、どんな子でも。ああ、今回に限ってはこの島の子なら、だけれど」
計一郎は柔らかな顔でそう言うが、円としては、どうにも一つ気になることがある。
「あの、これって、思い出に沿った行動……なんですよね?」
「うん? ああ、そうだね。そういうことになるのかなぁ」
「思い出ありきなら、仲良かった――思い入れのある猫が居たんじゃないかなって」
折角なら、思い入れのある場所や猫の柄を聞いてから街に出掛けたい。
そう考えていた円だったのだが、
「それが……本当にね、どの子も大好きだったんだよ。どの子も特別だった」
と、計一郎は当時を懐かしむように口元に淡く笑みを乗せるのだ。
「うむむ、そっかぁ……」と腕を組んだ円へと、計一郎が笑い掛ける。
「あの時のあの子達にもう一度会いたい、とは思うけど、それはもう叶わないからねぇ」
懐古と諦めが混ざった声に、円の頭の中で弾けるものがあった。
にゃーくん、と愛猫の名を呼んで、彼がするりと肩に登れば、
「じゃあボク、行ってきます!」
と、円は早速猫探しへと繰り出そうと立ち上がる。
一閃が、短く問うた。
「あてができたのか?」
「あては元々あるんです、ボク的おすすめポイント! で、今は、やりたいことが見つかったっていうか」
狙いが定まったのだと、悪戯っぽく口の端を上げる円。
計一郎が、瞳を瞬かせた。
「君は、一体何を……」
「それはまた後で! とにかく……」
「運がいいので、自信はありますよ!」
根拠がないように聞こえることを明るい声で告げて、円が店をとび出していく。
トワの姿も、いつの間にか店内から消えていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2017年08月15日
参加申し込みの期限
2017年08月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2017年08月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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