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【バレンタイン】学生達のValentine's Day!
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●どいひー! 好きだー!
(今日はバレンタイン。わかってる、どうせ俺はもらえないという事は!)
朝のキンと冷えた空気をきりりと凝視しながら、職員玄関に近い東門で
冴木 竜司
は腕組みをして立っている。そしてニヤリと不敵に笑った。
(だが、逆に考えるんだ。貰えないならあげちまえばいいと!)
ここで断っておく。けして竜司はバレンタイン何それオイシイノ、という部類ではない。
本日帰宅をすれば初恋の子とその姉を筆頭に、本命義理問わず何人かの女性からはチョコを貰える保証があるため、十分リア充野郎なのだ
爆発しろ
。ただ、学校での行いは普段からいささか変態ちっ……ゲフンゲフン……行き過ぎる言動も目立つため、まあチョコは望み薄だろうという事なのだ。
しかしそんな事は竜司はちっとも気にしていないようだ。竜司はきょろきょろと誰かの姿を探す。そしてその人物を見つけると、シュパッ! と秒速で走り出した。
「まゆ先生! 今日も可憐かつ妖精の様な美しき姿が眩しいです! 大好きです! 愛してます! 結婚してくださーい!!!」
ズザザザザッ!
竜司は指輪を差し出しながら見事なスライディングで寝子高教師
相原 まゆ
の前に滑り込む。その位置は丁度まゆのスカートの中が見えるか見えないかの位置で。そのままズリズリとベストポジションにずらそうとした竜司の頭を、まゆがゲシッと足で止めた。
「動いたら死ぬわよ、竜司君……?」
「では死ぬ前に最期の頼みを……まゆ先生、結婚してください」
「お こ と わ り よ !」
「どいひー! ツレナイー! けどそんな所もまたいいですまゆ先生ー!」
そんな光景を登校中の生徒達は生温かい視線で見守る。バレンタインに限らずいつもの光景なのである。
「さて、まゆ先生。今日はバレンタインデーですよね?」
服の砂をパタパタと払い(しかし頬の足形は消えていなかったが)、竜司は言う。そしてまゆはピクリとも動いていないのに、「おっと!」とまゆを手で制した。
「ふふ、わかってますよ、まゆ先生が俺の為にチョコを用意とかはしてないって事は!」
「そう……分かって貰えてて良かったわ……」
まゆはもう半分脱力している。そんな事はお構いなしに竜司は続けた。
「ですので、こちらから用意させていただきました!」
さっとまゆの前に何かが差し出された。
「はい、
バレンタイン用のニャルキー
をどうぞ。限定らしいですよ?」
「お-、ホワイトチョコベースの特別仕様のやつじゃない! これ、売り切れててなかなか手に入らないのよね~」
大好物のニャルキーを前に、まゆの目が輝く。まゆは態度をころりと変え、
「ありがとね、竜司君!」
と竜司から笑顔でニャルキーを受け取った。
竜司は「どういたしまして」と微笑むと、フッと真面目な顔になる。
「……いつもこんなバカばっかりやってる俺に呆れつつも構ってくださってありがとうございます。これは俺からの感謝の気持ちです」
そしてふうと一呼吸すると、両の目でしっかりとまゆを見据えた。
「大好きですよ、まゆ先生」
竜司の本気の告白は、まゆに届いたのだろうか。
「……ほえ、何?」
まゆは口いっぱいにニャルキーを頬張りながら顔を上げる。ズコッ! とお約束で竜司がこけた。
「という訳で今日からも改めてよろしくお願いしますね!」
打たれ強さ選手権があったら恐らく世界一かもしれない。竜司は何事もなかったかのように元気にまゆに言う。そんな彼にまゆは苦笑すると、カバンをごそごそとやり、何かを取り出して竜司の手のひらに載せた。
「……ニャルキー?」
呟く竜司にまゆが言った。
「限定版じゃなくてごめんね。これはさっきのお礼」
そして腕時計を見て、ハッと顔を青くした。
「やだ、こんな時間! 朝の会議に遅れちゃう!」
ほら、キミも早く行かないとと言いながら、まゆは職員玄関に駆け込んで行く。竜司はその背中に向かって叫んだ。
「振り向いてくれるまでアタック掛けますからー!」
「おことわりよー!」
笑いながらまゆが言い、今度こそ校舎に消えて行った。
それを最後まで見送っていた竜司は自分の手の中をそっと見る。そこにはまゆから貰ったニャルキー。
「……よっしゃ!」
竜司は小さく言うと、自分も校舎に向かって飛ぶように走り出した。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
46人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月15日
参加申し込みの期限
2016年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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