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【バレンタイン】学生達のValentine's Day!
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●初めてのチョコ
1年5組の放課後は、他のクラスにも増して騒がしかった。そう、抱えきれないほどのチョコを学校に持ち込んだ
野々 ののこ
が、
七夜 あおい
と共に、
「よぉーし放課後だ! お友達みんなに配っちゃうもんね!」
と元気に本格始動に入ったのである。
そして弾丸娘は当然クラスメイトの
佐藤 英二
にも突撃した。
「やっほ~い♪ 英二くんチョコだよ~ん!」
帰り支度をしていた英二の目の前に、突然ずいっと差し出されたチョコレート。何が起こったのか理解出来ない英二はチョコを見つめながら2、3度瞬きした後、目の前に立つののこの顔を見てまた瞬きをする。その間ののこはずっとニコニコと笑っていた。
「チョコ?」
英二はののこに問い掛ける。ののこは大きく頷いた。
「そう、チョコ!」
「僕に?」
首を傾げる英二に倣うようにののこも笑って首を傾ける。
「そう、英二くんに!」
その弾けるような笑顔はいつものののこの笑顔で。英二はようやくののこが自分にチョコをくれるんだと理解した。
「え、え、僕にくれるの?!」
「そう、そう、英二くんにあげるの!」
慌てる英二と嬉しそうなののこ。何だか楽しいノリの2人である。
英二は本気で慌てていた。
可もなく不可もなく平々凡々と目立つことなく人生を送ってきた英二。実は友チョコを含め他人様から頂く人生初めてのバレンタインチョコ。これだけでも大いにテンションが上がるのに、それをののこから貰えるのだ。個人的にこれはもの凄く嬉しい事だった。
うまく説明は出来ない。けれど、英二は目の前のののこの笑顔を見て思うのだ。
(野々さんは笑顔が一番。僕も元気になれるし……出来たらずっと見ていたい気がする)
と。
「野々さん、あ、ありがとう! チョコ貰うのって初めてだしスゴク嬉しいよ!」
慣れない事にわたわたしながらも英二はののこからチョコを受け取る。
「どういたしまして! へっへ、英二くんの初めてなのだー」
元気に言ったののこの笑顔に英二の胸がトクンと跳ねた。
ののこからチョコを貰うというせっかくのシチュエーション。英二の脳裏に先日ミルクホールで行った
『デート予行練習』
が思い浮かんだ。
(どうしよう……頑張ってデ、デートに誘ってみようかな)
そう、せっかく『予行練習』までしたのだ。あの状況が本物になる機会が、今、目の前に横たわっている!
バレンタインの空気に呑まれたのか便乗しているのか、チョコを貰って今日の英二は何だかちょっぴり強気の元気100倍だ。これからチョコを配りに行くであろうののこをあまり引き留めないよう気を使いつつも、英二はくっと拳を握りののこに話しかけた。
「あの、野々さん。ホワイトデーにも勿論お返しするけど……えっと、その、何というか、大感激したお礼に食事をおごるよ」
意気込む英二に何だか面白そうだとののこも拳を握って答える。
「お? うん、ご飯! イイネ! 美味しいものいーっぱい食べたいよね!」
「でさ……今度、どこかに一緒に食べに行けたら、って。どーかな?」
(よし……言えた!)
照れながらも何とか言い終えた英二は思わず心の中で叫ぶ。そんな彼をキラキラした瞳で見つめていたののこが、笑顔のままくりんとあおいの方に振り向いた。
「ご飯だってあおいちゃん! どこ行こーか?」
仰天したのはあおいだ。事の成り行きを温かく見守っていたあおいは、間違いなく自分がお邪魔虫な立場に立たされた事を理解して青くなる。
「や、ののちゃん、それ私行かない方がいいと思うよ……」
「えー、どしてー? みんなでご飯食べるのって楽しいよねえ?」
くりん!
今度はののこが英二の方を向く。英二もまさかあおいを誘ったつもりはないなどと言えるはずもなく、口をパクパクさせるだけだ。
くりん!
またののこが振り向くと、あおいはこの状況にどうしていいか分からず、はははと笑顔を固まらせている。
くりん! くりん!
ののこがぜんまい人形のように交互に振り向く中、言葉もなく固まってしまう英二とあおいなのであった。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
46人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2016年09月15日
参加申し込みの期限
2016年09月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2016年09月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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