「日本の秋って素敵だね!」
真っ赤な夕焼けを背景にくるくる舞う紅葉を追い駆けていた
リリア・エールヴァール。
学校からの帰り道少しだけ寄り道をし、秋を楽しんでいた。
そんな時。
「あれ?なんだろう……」
猫又川の傍に、見慣れない屋台があった。
レトロな赤いのぼり旗や、おおきな硝子の地球瓶にリリアは立ち止まる。
赤い旗に染め抜かれた『金平糖』と云う文字は、まだ読めなかったが、
地球瓶の中に入っている、水色や黄緑や、薄桃の星のような食べ物は知っていた。
(Konfetti! スウェーデンでも見たことある!)
懐かしさから、リリアは屋台に近づいた。
「わあ、きれい。不思議なかたち!」
たっぷりと瓶に詰まった金平糖に目を輝かすリリアに、店主は微笑んだ。
「お嬢ちゃん、どうだい? 食べたらもっと不思議なことが起こるかもしれないよ?」
こんにちは、貝です。
シナリオガイドにご登場いただいたのはリリア・エールヴァールさんです。
ありがとうございます!
○シナリオについて
前回シナリオ「不思議なお面にご用心?」と関連はありますが、厳密な続き物ではないのでどなたでも参加できます。
今回屋台で売っている『金平糖』ですが、これまた厄介な品物です。
詳細は下記へ。
○金平糖について(PL情報)
屋台で売っている金平糖には不思議な力があります。
食べると、食べた人物の性別や年齢を変えてしまうのです。
金平糖には「もみじ」「わかもみじ」「いちょう」「ききょう」と名前がついています。
内訳はこちら。
「もみじ」……オレンジ系統の金平糖が入った瓶……男が女になる(女性に無効)
「わかもみじ」……緑系統の金平糖が入った瓶……女が男になる(男性に無効)
「いちょう」……黄色系統の金平糖が入った瓶……食べた粒の数だけ若返る
「ききょう」……青紫系統の金平糖が入った瓶……食べた粒の数だけ年を取る
効果は夕暮れの一時です。夜になれば自然と元に戻ります。
尚、これらはPL情報なのでキャラクターは知りません。
○アクションについて
・屋台、金平糖に関わることならどんなものでも構いません。
・金平糖を食べる方は「どの色を」「どれくらい」食べるかの明記をお願いいたします。
・「もみじ」と「いちょう」を食べる、などのダブル使用も歓迎です。
・また、洋服は身長によって伸び縮みする仕様です。難しいことは考えないで下さい。
・ただ性別が変わった場合は、サイズはぴったりに変われど、自分が元着ていた洋服のままです。お気をつけて。
○NPCについて
名前:面白 以蔵(おもしら いぞう)
性別:男性
年齢:不詳
いつも寝子島の至るところに現れては、ちょっとおかしな商品を売っているようです。
愛想はいいですが、「お面をはりつけたような」笑い方です。
のらりくらりと話の筋を変えるのが得意です。