今日は寝子島神社の縁日だ。
その賑やかな空気から離れるようにして、
隅でひっそりと店を開いているお面屋さんがある。
しかしあなどるなかれ、
そこにはありとあらゆる種類のお面が揃えられているのだ。
小さい子に流行りの戦隊モノ・魔女っ子モノや人気キャラクター、
犬や猫の動物、恐竜やおばけなんかのお面もある。
中には、もはや本物と変わらぬ完成度の、
実在しているタレント・有名人・歌手に似せたものも。
まさによりどりみどりだ。
最初に来たのは小さな男の子。男の子は恐竜のお面を買うと、
「がおー! がおー!」
と恐竜になりきった様子でお面屋を後にした。
お面屋がにこにことその姿を見送っていると、
次にやってきたのは中学生くらいの三人組。
「見ろよ! めっちゃクオリティ高ぇ!」
「折角だからなんかかってこーぜ」
「なら、これなんかいいんじゃねえの?」
そう云って手にとったのは老舗芸人トリオ「ガチョウ倶楽部」のお面。
お面をつけ、笑いながら去ってゆく三人組。
店主はそれを見ながらにやりと口角をあげた。
「さあさあ、せっかくつけたのなら、お面になりきらなくちゃねえ」
はじめまして、貝と申します。
これからよろしくお願いいたします。
○お面屋について
さて、この屋台ですが、ちょっと厄介なお面を売っています。
ここで売られているお面は「お面に似つかわしい行動」をとらないと
外れないようになっているのです。
つまり、あの三人組は「ガチョウ倶楽部」のネタ(のようなもの)
をやらないとお面がとれない、ということです。
幸い彼らはお面屋を離れた後、おふざけ半分でガチョウ倶楽部のまねをします。
無事、一件落着です。
品揃えは抜群で、どんなお面も手に入ります。
きっとお気に入りの一品が見つかるはずです。
○アクションについて
お面と屋台に関わることならどんなことでも構いません。
お面をつける方は、「どんなお面を買うか」を明記ください。
自分の好きなキャラクター、時の人、過去の偉人、
お面になりそうなものなら何でも歓迎です。
また、「お面が取れない」というアクションを選びたい方にも、
最後にきちんとお面がとれる措置を用意しておりますので、
安心してアクションをお書きください。
注意
あくまでもPCは「お面をとる方法」を知りませんので、
その体でアクションを考えてください。
○NPCについて
名前:面白 以蔵(おもしら いぞう)
性別:男性
年齢:不詳
いつもはお面に限らず、ちょっとおかしな商品を集めては売っているようです。
愛想はいいですが、それこそ「お面をはりつけたような」笑い方です。
のらりくらりと話の筋を変えるのが得意です。