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- 種族
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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
ろっこん・トラブル・シューティング
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夏休み中盤を過ぎたある日、海原 茂は生徒会の集まりからの帰宅途中だった。
（ん？）
穏やかでない状況に居合わせたのは、猫鳴館へ続く山道に入る入り口手前。茂の足が止まる。
「や、やめてください！」
「いいじゃないかよー茶付き合うくらいさー」
「そうだよーかわいこちゃんヨォー！」
女の子が不良っぽい男２人に絡まれている。
（ベタベタな展開だな）
茂は淡々とした思いのまま、帰り道を阻むように盛り上がっている彼らへと近づく。
「だ、誰か助けてください！」
「へっへっへつ」
「ヨォヨォー」
茂は迷うことなく男たちの背中に向けて言う。
「嫌がっているじゃないか」
「ああん！？ 誰かと思えば細っこい兄ちゃんじゃねえか」
「警察に通報するぞ」
「何言ってんだヨォ、俺たちは一緒にお出かけするお約束をしているだけだヨォ」
「そうには見えないが」
「ふん、少し痛い目に合わせないと分からないようだな」
男たちは茂に接近し胸ぐらをつかんだ。
「一発食らったらさっさと尻尾巻いてお家に帰るんだぞ兄ちゃん、分かったな」
（ふう、仕方ないな）
心の中でため息をつく茂。
男の拳が振り上げられた、その直後。
「ロックオン」
茂は静かに言い放った。
「あん？」
「ヨォ？」
男たちが理解するより先に、視界いっぱいにバチバチと光る何かが飛び散る。
「あばああばばああばあああ！」
「ヨヨヨヨヨォォォオ！？」
体に電流が走り、痺れ、意識が暗くなる。
倒れた２人はプスプス煙を上げて沈黙した。
（少々強過ぎたか。たまに使うとこれだ）
茂のろっこん「正確無比の雷」が男たちを伸したのだった。
「……ス、スタンガン……？」
女の子には事の始終を見届けることはできなかった。
「あ、ありがとうございました」
頭を下げる彼女に一瞥だけくれて、茂は淡々と山道へ入っていった。
（ん？）
穏やかでない状況に居合わせたのは、猫鳴館へ続く山道に入る入り口手前。茂の足が止まる。
「や、やめてください！」
「いいじゃないかよー茶付き合うくらいさー」
「そうだよーかわいこちゃんヨォー！」
女の子が不良っぽい男２人に絡まれている。
（ベタベタな展開だな）
茂は淡々とした思いのまま、帰り道を阻むように盛り上がっている彼らへと近づく。
「だ、誰か助けてください！」
「へっへっへつ」
「ヨォヨォー」
茂は迷うことなく男たちの背中に向けて言う。
「嫌がっているじゃないか」
「ああん！？ 誰かと思えば細っこい兄ちゃんじゃねえか」
「警察に通報するぞ」
「何言ってんだヨォ、俺たちは一緒にお出かけするお約束をしているだけだヨォ」
「そうには見えないが」
「ふん、少し痛い目に合わせないと分からないようだな」
男たちは茂に接近し胸ぐらをつかんだ。
「一発食らったらさっさと尻尾巻いてお家に帰るんだぞ兄ちゃん、分かったな」
（ふう、仕方ないな）
心の中でため息をつく茂。
男の拳が振り上げられた、その直後。
「ロックオン」
茂は静かに言い放った。
「あん？」
「ヨォ？」
男たちが理解するより先に、視界いっぱいにバチバチと光る何かが飛び散る。
「あばああばばああばあああ！」
「ヨヨヨヨヨォォォオ！？」
体に電流が走り、痺れ、意識が暗くなる。
倒れた２人はプスプス煙を上げて沈黙した。
（少々強過ぎたか。たまに使うとこれだ）
茂のろっこん「正確無比の雷」が男たちを伸したのだった。
「……ス、スタンガン……？」
女の子には事の始終を見届けることはできなかった。
「あ、ありがとうございました」
頭を下げる彼女に一瞥だけくれて、茂は淡々と山道へ入っていった。
ゲームマスターより
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
-
- 2014年08月14日
- 参加申し込みの期限
-
- 2014年08月21日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2014年08月21日 11時00分
フツウに見えて
寝子島はいつも
危険なナニカで溢れかえっている。
毎度お世話になっております。小西秀昭です。今回お送りするのは、寝子島の様々なトラブルをろっこんで解決するシナリオになります。
【何をするシナリオ？】
ろっこんが必ず発動する、という以外は自由度の高いシナリオです。花村翠MSが担当されたろっこん初発動シナリオ「唐突な使命」の姉妹編になります。
トラブル前提でアクションを募集するのではなく、参加者を募ってからトラブルを作っていく点が、本シナリオの特徴になります。
何かしらのトラブルが発生し、これを参加キャラクター皆さんの持つろっこんの力で解決してもらいます。トラブルは複数あり、参加キャラクター１人で当たることもあれば、何人かで協力して解決することもあります。
トラブルの内容は、参加者様がアクションで提案してくださっても構いませんし、小西のほうで参加キャラクターのろっこんを踏まえつつ考え出すでも構いません。
「ろっこんをこういう風に使って活躍させたい」
「○○○みたいなトラブルが発生して、×××という感じでろっこんをフルに活かして解決したい」
などなど。希望を最大限に満たせるリアクションを心がけます。
【細かい注意点】
・トラブルは小さいものから大きいものまで、のほほんとしたものから緊急性の高いものまで、広くそろえていきたいと思っています。例えば、誰かのペットを探す、下着泥棒を捕まえる、戦闘系ろっこんを持った悪もれいびと戦う、などです。
・アクション内でトラブルの内容を提案してくださった場合。そのトラブルがあまりにも強悪強大であったり、またトラブルへの対処法が十分でないと判断されたら、円満な解決に至らないという結果もあり得ます。代償としてキャラクターが怪我を負ったり、トラブルの火種が野放しにされたまま未解決、といった結末です。怪我等が他シナリオに影響を与えるといったことはありません。
・小西としてはできるだけ多くの方が多くの方と絡めるようにしたいと思っています。アドリブ度が「S」や「A」の場合はガンガン他の方とタッグしてトラブルシューティングに当たってもらいます。その場合は各アクションを複合してリアクションを作ることになるので、本来希望していたものとは若干異なるトラブルに挑戦することになるでしょう。アドリブ度「B」「C」ですと、アクション通りの環境が採用されやすいです。
・“ひと”の参加もOKです。ただしあくまで人なので人以上の働きはできません。「とにかく何でもいいからトラブルに巻き込まれやれら役を演じたい！」というアクションも大歓迎！
・モブNPCは自由に作っていただいてOKですが、特定のNPCを登場させることはできません。
【最後に】
「あのキャラのろっこんとあのキャラのろっこんが組んだらどんなトラブルを解決できるだろう！？」
そんな思いから始まったのが今回のシナリオです。「自分のろっこんはどんなトラブルを解決できるか」を考えるのが、楽しみ方の一つだと思います。サンプルアクションやガイドを参考にしつつ、トラブルシューティングにチャレンジしてみてください。
それでは皆様のトラブルお待ちしています！