旧市街、表参道通りの一角。
そこにひっそりと佇む
『浅葱眼鏡店』。
その店主である
浅葱 あやめは小さなため息をついた。
「……どうしようか……」
あやめは出納帳に目を通し、続いて店内を見渡した。
そこには種類やブランドごとにきちんと整理された眼鏡が並んでいる。
「……なにか、いい案は……」
顎先に手をやりながら思案する。
窓から見える景色を眺めながら、寒さも和らいできたな、などと色々なものが巡る。
そのときふと、それらが1本の線になった気がした。
「……そうだ、新生活応援……」
これをテーマにキャンペーンを組もう。
ファッションの一部として伊達眼鏡も売れるかもしれない。
あやめはアイディアを思い描きながら準備に取り掛かった。
はじめまして、星織遥です。
浅葱 あやめさん、ガイド登場ありがとうございます。
さて、眼鏡を常に掛けている方もいれば、
お洒落アイテムとして使用してる方もいると思います。
皆さんがどんな眼鏡を求めて来店されるのか気になります。
余談ですが、私も眼鏡をかけておりまして
浅葱さんのお店で一度見てもらえないかなと思う次第です。
よろしくお願いします。