今日はお三夜まつりの最終日。時刻は昼、ちなみにとってもいいお天気。
そんな秋晴れの寝子島神社にて、寝子島高校の恋多き女教師
久保田 美和はぐっと拳を握っていた。
「必ず……必ず『アレ』をゲットしてみせる!」
『アレ』というのは、間もなく執り行われる神事の参加者に配られるお守りのことだ。
持っていると
「なにかいいことがある!」と言い伝えられている霊験あらたか(かもしれない)お守り。
みわちゃん先生、それにロマンチックな出会いがありますように的な願いをかける気満々なのである。
「久保田先生やる気だねぇ。神輿の運び甲斐があっていいよ」
方向性はともかく気合十分なみわちゃん先生の姿に、同じく寝子高教師の
高野 有紀が、カカカカ! と清々しい笑い声を響かせる。
彼女の言うように、神事はまず、寝子島神社から三夜湖まで、お神輿を賑やかに運ぶところから始まるのだ。
「私はこの日のために、私に相応しいゴージャスなイカダを用意済み。お三夜さまも感激するに違いないわ!」
そこへ乱入してきたのは(自称)寝子高のアイドル
剣崎 エレナ。
三夜湖に到着したら、対岸のお社目指して湖を渡るのが習いだ。
そして、お三夜さまのお社に魚を奉納するまでがお三夜まつりの神事である。
「とにかく、いっぱい楽しむのが一番だよね!」
そう言ってにこにことする
野々 ののこは、
既にこーんな感じで(比喩表現ではなく)猫を被っている。
神事の際は、思い思いに猫に関する格好をするのもお約束なのだ。
ののこが言う通り、神事と言っても堅苦しく考える必要は一切ナシ!
わいわいと盛り上がれば、お三夜さまもわくわくしてくれるに違いない。
と、いうわけで。
「よーっし、みんなでわっしょいわっしょいエンジョイしちゃうよー!」
さあ、楽しい神事のはじまりはじまり!
お世話になっております、巴めろと申します。
このページを開いてくださってありがとうございます!
いよいよお三夜まつりのクライマックスです。
昼の部は神事(と言っても堅苦しいことはございません!)を中心に楽しみましょう。
お三夜まつりの神事とは
寝子島神社から三夜湖までお神輿を担いだり、
三夜湖のほとりにある小さなお三夜さまのお社に、魚を奉納したりします。
みんな、思い思いの猫に関する格好をします。
猫耳だけでもヒゲを頬に描くだけでも大丈夫ですし、
あるいは魚やネズミやお三夜さまに関する伝承にも登場するナマズの格好でもOKです。
また、何も持っていない人には、紙でできた猫耳が配られています。
大人も子どもも中高生も、みんなでワッショイワッショイ盛り上がりましょう!
アクションでできること
主な行動は、以下のABのどちらかひとつを選んで、
必ず「キャラクターの行動」欄の冒頭に【A】【B】と記入してください。
どちらを選んでも、神事に参加してお守りをもらったことになるのでご安心を。
そのお守りは、持っていると「なにかいいことがある!」と言われています。
可愛い招き猫の絵が描かれていて見た目もとってもキュート!
※本シナリオに参加したPC様全員に記念アイテムとしてプレゼントされます。
【A】お神輿ワッショイ!
お神輿を担いで、神社から三夜湖まで運びます。
お三夜さまが飽きないように、楽しく賑やかに運ぶとよいとされています。ワッショイ!
なので、担ぎ手でなく、歌ったり演奏したり騒いだりでの盛り上げ参加も大歓迎です!
お神輿には、お三夜さまを模した像や奉納する魚(本物だったり張りぼてだったり)やネズミ人形を乗せます。
派手に飾るのがよいとされ、オリジナリティ溢れるお神輿が多いです。
地域ごとのお神輿、会社や学校などの有志グループによるお神輿などいろいろあります。
仲良しさんと、または個人で用意した世界に一つだけのお神輿を担ぐのも素敵ですね。
自分達でお神輿を用意する場合はそのデザインやオモシロポイントを、
アクションにて忘れずにアピールしてくださいませ!
なお、お神輿担ぎたい! とうずうずしている寝子島のお祭り大好きな住民達が大勢参加しておりますので、
お神輿を用意したいけど担ぎ手が足りない……という心配はご無用です!
作るのに人手がほしい! という場合も、きっと協力してくれるはずです。
また、地域ごとのお神輿の担ぎ手も募集中!
▼旧市街の神輿
寝子島神社を模しており、全体的に小さめで子ども用。
小さなお三夜さま人形が乗っていて、魚は漁港でとれたばかりの本物。落とさないようにご注意を!
<担ぎ手NPC>桃井 かんな
相原 まゆ(子どもと間違われてしまった模様)
▼シーサイドタウンの神輿
天辺にくるくる回るダンシングお三夜さま人形が設置されている賑やかなお神輿。
回る度にみゃーみゃーと鳴く声が響き、お祭り気分を盛り上げてくれます。
気合十分、三夜湖への一番乗りを目指している様子。
<担ぎ手NPC>野々 ののこ
久保田 美和
▼星ヶ丘の神輿
眩しいほど金ぴかで、豪華絢爛な装飾の施されたゴージャスお神輿です。
中にはどーんと大きなお三夜さまの置き物が鎮座していて、何だかご利益がありそうな雰囲気。
お神輿の素晴らしさをアピールしたい人が多いようで、悠々とゆっくりペースで進みます。
<担ぎ手NPC>南波 太陽
高野 有紀
★神魂のいたずら
猫の格好をしていると何故か語尾が「にゃ」や「にゃん」になってしまったり、
はたまた好意を抱いている人に対してにゃんにゃん甘えたくなってしまったり……等々、
個人差はありますが何だかちょっと猫っぽくなってしまう不思議な現象もあるようです。
【B】三夜湖を渡ろう!
三夜湖では、湖の対岸(約100m)にあるお三夜さまのお社を目指します。
基本的には小さな船やイカダで渡ります。
2人乗りのボートとスワンはたくさんあるので、借りることができます。
その他、自分たちで手作りのイカダを用意したり、自力で泳いで渡ったりすることもできます。
対岸につくと小さなお社があるので、魚(本物でも人形でも)を奉納してお参りします。
戻るときは船でなくても構いません(描写はありません)。
乗る船のあてがない方は、NPCの手作りイカダや船にどうぞ。
▼エレナ号(手作りイカダ)
中央にダンスフロアという余計な空間がある等、無駄に広々&ゴージャス。乗船は誰でもウェルカム。
リーダーである剣崎 エレナが踊り出すと、おそらく沈没します。そしてエレナはきっと踊ろうとします。
▼桜栄号(高級クルーズ船)
桜栄 あずさが持っている高級クルーズ船。こちらも乗船は誰でも歓迎です。
成人ならお酒、未成年やお酒が苦手な人は美味しい高級ジュースや紅茶等を楽しみながら、
沈没の可能性を(ほぼ)心配することなく、ゆったり優雅に湖を渡ることができます。
▼浅井水泳隊(浮き輪)
浅井 幸太は、泳いで渡るようです。念のため浮き輪装備。
「皆で一緒にお社を目指そう!」と熱血なノリで絶賛同士募集中のようです。
★神魂のいたずら
巨大ナマズが体当たり等のいたずらを仕掛けてくることがあります。
船が傾いてラブコメ的なハプニングが起こってしまったり、場合によっては沈没したりしてしまうかも。
泳いで渡る場合も、じゃれてこられたり突然驚かされたりするかもしれません。
お三夜まつりの神事、たっぷり満喫していただけると幸いでございます。
ご縁がありましたらよろしくお願いいたします!