場所:寝子島シーサイドタウン、海浜公園
時刻:放課後
状況:「クク、今日はお弁当って気分ですね…全員集合。おやつは500円まで可です。バナナは含みません」
そんな唐突なメールと共に、急遽呼び出されるクラブの面々。
促されるままに公園に足を運ぶと、きゃははとか甲高い声が海に面した広場から聞こえてくるであろう。
そう、時は今だ春。花見の季節…
>高尾
……結局失敗してんじゃねぇか…怪我すんなよ。
>茨姓
……。(タオルを投げてよこした。まずはよだれを拭けの意)
>電工
…………。(ん、烏龍茶を紙コップに注いで差し出した)
>影野
女子力が高ぇのは……(と、止めて言い淀んだ)…男子力だ、男子力…
…お前の方が高ぇ。それと『女装』で止めるな。正確には『女装を強いられそうになった』だ。
どうでもいい事しか覚えてねぇのか……(右手を額に当て悩ましそうに)…如月…如月庚。
(そろそろ人も増え始め、騒がしくなってきた…ここはやはり…岩国が出るべきだと思うが)
>岩国
……帝王、そろそろ始めるべきか?
(乾杯、とかいただきますの福音はやはり、彼女がするべきだと思う。タイミングは任せた。
もう少し待つのも一興)