場所:寝子島シーサイドタウン、海浜公園
時刻:放課後
状況:「クク、今日はお弁当って気分ですね…全員集合。おやつは500円まで可です。バナナは含みません」
そんな唐突なメールと共に、急遽呼び出されるクラブの面々。
促されるままに公園に足を運ぶと、きゃははとか甲高い声が海に面した広場から聞こえてくるであろう。
そう、時は今だ春。花見の季節…
………。
(喧噪と和やかさが入り混じった時が過ぎていく。だが、刻一刻と、
異変はその歩みを止めずに、俺達に迫っていた。
普通が瓦解し、異変が跋扈する…そんな予感は気にも留めずに、この時だけは穏やかに、過ぎてゆく)
---------------------------------------------------------------
神々しきの魂が空を走り、猫の島に曲折し、
動乱の泥濘に揉まれてもなお、ぬるりと這い出る一筋の闇。
だが、この糸は何のために。
手繰り手繰られ、相寄る運命。
だが、この運命は何のために。
混沌の寝子島に新たな幕が開く。
次回「第04話 授業なにそれおいしいの?」
http://rakkami.com/topic/read/673
まだ、黒幕は姿を見せない。
---------------------------------------------------------------