高台の角、死角になる位置に存在する岩場の合間にできたこじんまりとした浜辺。
本土が遠くに見え、海から気持ちのいい潮風が吹き抜ける。
気持ちいいほど飛んだな…
素晴らしい
>ラッセル
…俺も周りと違ってちゃんとした日本人なのに髪の色が違ってて虐められてたな
…小学6年生のころは全員ボコボコにしてやって子分にしたが(黒い笑み
…フフッ、照れ屋だな…、もう少し自分を持ち上げてみたらどうだ?
む?、ありがとう、そう言われるとうれしい…
いや…そもそもバレンタインという物があること自体中学生になるまで知らなかった
まぁ、俺の周りは『カップル』という者しかいなかったからな
むしろ俺はその頃クラスで彼女がいなくて浮いていた
…彼女がほしいという人が多いらしいな…まだまだこれから…か…
…その『これから』の日々にそんな安息が多く訪れることを俺は切に願うよ
あぁ、いや、元をたどれば俺がいけなかったんだ、変なこと質問してすまなかった
>シナリオ
ふっ、『日常』の、『常』…これを破壊するのは許せないからな
…なによりもれいびの役目は『普通』を『死守』することだろう?
行くのはある意味当然じゃないか?
…ただ正直犯人探しにするかテオ探しにするか迷ってる