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自然信仰
日本のものでは神道を筆頭に修験道等が一般的ですね。
海外でもやはり土着宗教として多くの種類が確認されます
神様自身にもさまざまな形態があり動物であったり男性であったり女性であったりはたまた無形であったりと千差万別
性質に関しては二面性を有している場合と役割を変えて何柱かの神様がいたり
場所ごとで変わったりとそれぞれですね。
ここでは日本における山岳宗教についてのまとめをしたいと思います。
日本においては山の神は多くの場合女性ですね
これはおそらく採取民族時代であった頃の名残であり
山の幸というような恵みを与える女性的なイメージが定着した結果と考えられています。
山の神というものは一般に祖霊がその正体とされています
これは昔は死者を山へ連れてゆき土葬していたため
人は死後、山の常世へ渡り子孫のためにさまざまな恵みをもたらしているという考えからきているもので
早くに転生を望まれるもの(若くして亡くなった子供)などはより山の近くに埋葬されるようになったそうです
また、日本においては神道の関係上、山ごとというよりは地域ごとの神様がいる一方で
山自体を象徴する神様としてイワナガヒメ様とコノハナノサクヤヒメ様が有名ですね。
イワナガヒメ様は巌のごとく永い生命、コノハナノサクヤヒメ様は花のような栄華を象徴するのですが
瓊瓊杵尊様に二人が嫁入りされた際に瓊瓊杵尊様がサクヤヒメ様のみと婚姻したため
山はイワナガヒメ様が治めるようになり
この出来事からイワナガヒメ様は女性を嫌うようになったため女性の山入りを忌避するようになり
イワナガヒメより醜いとされるオコゼを献上することで山入りしている間守っていただけると考えるようになったのだとか。
キーワード:アミニズム、コノハナノサクヤヒメ、イワナガヒメ、山の神、土葬
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