ここは図書室だ。
北校舎(特別教室棟・3階建て)の3階に位置するため見晴らしもいい。
生徒数に見合って図書室も広く本も豊富なようだな…。長机で勉強するのもいいだろう。
図書室では静かにな。
ゾンビ映画でありがちなことをまとめた本から
「ゾンビになった時の人の襲い方」まで書いてあるものまであるんだよ
そのうちお父さんが地下シェルターを買わないか心配だよ
そっか、ココちゃんのお気に入りは世界でたった一つのものだよね。ごめんね
(って、ココちゃん。それ魔王が言うセリフだよう)
うーん、空想にふけることなら自信あるけど
うまくできるかなぁ
・・・ム、その気配は(本棚から現れた怜悧に身構え)
《兵火書庫》に《書を喰らう者》
やはり血の宿命によって惹きつけられた運命(さだめ)か
このノーラ・ブランネージュ
しかとこの目で見届けようではないか
(あぁ、なんて居心地がいいんだろうとどこか幸せそうに)
あ、じゃなかった
(ふと我に返り)
たぶん役に入ってテンションが高くなってるんだよ
古代魔法・・・じゃなかった、忠告も入ったからたぶん収まるよ
あ、うん。図書委員か先生がいたら助けて欲しい気分かも(汗)