ふふ。メンバーが揃ったのね
……エクセレント!!!!!!!!
期限はリアルの8月31日までよ
追記や変更も柔軟に対応できるから、気軽に書き込んでね♪
必須事項:・劇団の名前(あとで変更可)
・全メンバーの名前
・それぞれの役割(アクション時に変更可)
・Xキャラや参加希望のNPC
・定員の希望・・・A.メンバー数と同じ(飛び入り参加NG)
B.メンバー数以上(劇団員への飛び入り参加OK)
C.メンバー数以上(劇団員以外、たとえば観劇や応援の参加OK)
任意事項:・劇のタイトル
・劇の内容
・役の名前
・グループ創設やイベント参加の経緯など、自由に
くわしくは、こちらのおしらせをどうぞ
https://rakkami.com/info/detail/565
座・マルトンのストーリー詳細その2ですわ
少年は森の中で生活しているだけあって、入り組んだ道も迷いなく進んでいきます。
ディディもそれについて行くので不安はどんどん無くなっていきました。
途中からはお気に入りの歌を少年に教えてあげて一緒に歌いながら歩いていきます。
少年とは言葉が違うので歌の意味は分からないようですが、それでも楽しそうにしています。
食べられる木の実を見つけると取ってきてくれたり、モンスターに気づくといち早く隠れるよう知らせてくれたり…そんな事をしながらずっと歩いていきました。
そしてようやく見覚えのある森の中の道に出てきた時、目の前に大きな生き物が立ちはだかりました。
森の外でも言われていた火を噴くドラゴンです。2人を見つけると唸り声を上げて迫ってきます。
もしも炎に当たってしまえばひとたまりもありません。
少年はディディを茂みに押し込んで隠し、自分が引きつけようと森の奥の方へ走っていきました。
しばらくドラゴンの鳴き声が遠くで響いた後、大きな羽音がしました。どうやら飛んで行ったようです。
ディディは少年の無事を祈って、茂みから1歩も動かないで待ちました。
森の中で迷っていた時よりも不安で不安で仕方ありません。とても長い時間が過ぎたように思えました。
ガサガサと茂みを漁る音がして、顔を出すと少年が戻ってきていました。
思わず抱きしめたディディは少年が腕に怪我をしていることに気づきます。
すぐに森で集めていた薬草を全部使って、少年の怪我の手当をしました。
とうとう森の出口に着きました。
森の一族は住んでいる森から出られない掟があるので、ここでお別れです。
言葉の違いから最後まで名前がわからなかった少年。広い森の中となるともう会えないかもしれません。
それでもディディは笑顔で手を振りながら「ありがとう」と「またね」を伝えて走っていきました。
少年はその場から動かず、彼女が見えなくなるまでずっと遠くを見つめていました(そのまま暗くなってフェードアウト)