ECCでは、ヨーロッパに関する珍しい物品を展示するお部屋があります。
博物展示室は、小さなお部屋ですが、小さな博物館です。
毎月、テーマごとに展示物が公開されていく予定です。
ぜひ、ヨーロピアン博物の見識を深めてくださいね。
なお、展示物へのお触りは基本的に禁止です。
鑑賞のみが許可されています。
*鑑定など一部例外を除く。
★5月の展示物 ベルリンの壁の残骸★
●テーマ「ベルリンの壁の残骸を鑑賞する」
今月のテーマは、あの「ベルリンの壁」を鑑賞します!
Berlin(ベルリン)といえば現ドイツの首都であり、
かつて東西ドイツがあった頃に国境として立ち塞がっていた壁があった場所です。
ちなみにドイツ語で「ベルリンの壁」は、der Mauer
(英語直訳では、The wall。日本語直訳では、あの壁)なんて言われたりもするようです。
しかも今回、皆様にご鑑賞頂くのは、その「ベルリンの壁」の残骸です。
なぜ、壁は「残骸」になってしまったのか?
それは、「ベルリンの壁」が東西ドイツの分断を終止する革命の象徴として破壊されたからとも言われています。
当時、壁を壊しに参加された方やTVで観た方には記憶がまだ新しいかもしれません。
さて、なぜその「ベルリンの壁」の残骸が、ここ、ECCにあるのでしょうか?
それは、アリシアの伯父がアリシアに「ベルリンの壁」の残骸のお土産を渡したからです。
当時、彼女の伯父がベルリンへ行かれた際に、壁の残骸を入手したそうです。
それで、その問題の残骸ですが、見かけは単なる石の破片です。
しかも、アリシアが伯父から手渡された際には、残骸がケースに入っていたとのこと。
さらに言えば、そのケースは、お土産屋さんのロゴが入っていたそうです。
さて、この「ベルリンの壁」の残骸は、本物なのか? 偽物なのか?
鑑賞するも良し、鑑定するも良し、「ベルリンの壁」の時代に思いを馳(は)せるも良し!
さあ、ECC開幕イベントと共に、ヨーロッパと日本の心の壁をぶっ壊しちゃえ!
でも、ECCの建物は破壊しないでくださいね。
*なお、「ベルリンの壁」の残骸はお持ち帰りできません。ご了承ください。