館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
ん…。
確かに空腹は紛れるでしょうけど
腐ったものは出来る限り食べないようにね?
(根本的に悲観主義者であり、かつ人間不信の身としては
純粋に感謝を口にできる彼の無邪気さが少々眩しく、羨ましい。
多少危なっかしい気もするが、まあ、それはそれ。)
沢山と言う程ではないけど、多少はね。
貴方もきっと、練習すれば直ぐに出来るようになるわ。
切ったり焼いたり以外も、色々ね。
(…そう。今直ぐにではないにしろ
簡単な料理程度は一人で出来るようにしてやる必要はあるだろう。
いつまでもこうして傍にいることが出来るのであればいいが
決してそうとは限らないのだから。)
お勉強といえばそうかも。
ご飯の後は私もお昼寝がいいわ。
喧嘩は嫌いよ。
傷付けるのも傷付けられるのも、どちらも痛いもの。
(抱きつく彼に腕を任せ、頷く。
楽しみで堪らないといった様子の彼に微笑みを返し
カフェの中へと足を進めれば
「いらっしゃいませ。」という暖かな声が出迎えてくれた。
店内は昼時ということもあり、何組か他の客の姿が見えるが
人の声で騒がしいといったことはない。
独特の何処か懐かしく落ち着きのある空気がゆったりと流れており
親切そうな女性店員に、「どうぞ空いた席へ。」と促される。)