館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
いや、あの…。
貴方ぐらいの内は知らない方がいいこともあるし
刺激が強すぎる場合も…。
私でも刺激が強すぎる場合もあるから…。
(しどろもどろになりながら目線をそらす。
若干頰が赤い。)
気持ち良くは…。うーん…。
何が気持ちいいかなんて人によって違うし…。
私だったら…一概には言えないけれど
大切に、優しくしてもらえたら嬉しいかな、とは。
(ふぅ、と小さくため息を吐く。
みんなが笑顔で。仲良く。
そうあれれば素敵だ、とは思う。
ただ、それが卓上の理想論でしかないことも、少女はよく理解している。
人は、それほど単純な生き物ではないのだ。)
…苦しくても隠しておきたいこともあるのよ。
どれだけ知りたいと願われても、知られたくないと思うことも。
相手に深入りして何もかも全てを暴こうとすることが
相手の幸せにつながるとは限らない。
貴方が言う様に、私はずっと怒っているの。
他でもない私自身にね。
これ以上は、教えない。この話はここでおしまい。
(少女の声はどこか固く、「これ以上は教えない」と
「これ以上は踏み入ってくれるな」とはっきり少年を拒絶する。
痛みに寄り添おうとする優しさが、人を傷つけないとは限らない。)
…もしかしたらあそこにいる子達も
貴方を見てムズムズしていたかもしれないわねー…。
同族がきた、とかそんな風に。
…驚いた?初めてだと驚くわよね。
(彼の様子にくすくすと笑い
商品口からジュースの入った缶を取り出して)
開ける前だけど、持ってみる?
(自販機の冷却機能により
ひんやりと冷えたジュース缶を手にそう尋ねる)