館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
絵本や大人用の本もあるみたいなのぜ。
大人用のは俺はまだ見ちゃダメみたいなのぜー
(そこに辿り着いた時、
そこを管理している声に聞いた話を思い出し)
知らない事が無くなったら、
怖い物もなくなっちゃうのぜー。
今度姉さんも連れて言ってあげるのぜ。
硬くて脆いのぜ?
難しいのぜー。
大人は大変なのぜ。
気持ちよくない…
だから硬くなっちゃうのぜ?
それなら気持ちよくしてあげたら、
柔らかくなるかもだぜー。
(言いながら少女の顔を見つけて
「姉さんも大人になったら硬くなるのぜ?」
と首を傾げて)
んー?
それなら、友達になっちゃえば良いのぜー。
沢山お話したら、分かり合うのもあっという間なのぜ。
ちゃんとお話したら、きっと分かってくれるのぜ。
(袖を摘んだまま、少女の話を聞く
自分も子供だと言いつつ、
それでも口を噤む少女に少年は…)
…我慢は身体に毒なのぜー。
それでも我慢するのぜ?
姉さんが大人みたいだぜー。
姉さんじゃなくて、母さんなのぜ?
…ねぇねぇ、おかーさーん。なのぜ。
(アホ毛がゆらりと揺れる。
少年は身体を前に傾けては
今度は袖ではなく、その先の身体に触れ少女を揺らそうと手を伸ばして)
ちょっと変わった子だったのぜ。
ううん、子達だったのぜー。
なんとなく上手く言えないけど、
俺に似てる気がしたのぜ。
(泉に導かれた時に
微かに聞こえてきた声たち、
姿は見えず何処かボヤけた様な声だったが
何故か妙な既視感をおぼえた事を思い出し)
なのぜ?
なら安心…なのぜ?
あ、これは知ってるのぜ。
この島のお金なのぜー。
(手に乗せられた硬貨を見て
少女に出会う前の知識を口にし
言われるままに自販機に硬貨を入れ
自販機に動きがあるのを待って)