館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
そう。みんな修行中なのよ。
子供だけじゃなくて、大人もね。
「使えない」んじゃなくて、「使ってはいけない」だけ。
身体に悪いものだから、悪いものの影響を受けやすい子供のうちは
大人になるまで我慢しておきましょうね、って決まりなの。
考え方次第ではあるけれど
法律があってもあやふやな時はあるし
まるで役に立たないこともあるわ。
…例えば、貴方にとって「優しい姉さん」である私が
法律上はとても悪い人間で
「悪い人間は普通に暮らしていてはいけない。
檻の中に閉じ込めて置かなければいけない」
と誰かが私を捕まえにきたら。
貴方はそれを笑って受けいれられる?
…猫?
(頭の上に猫がいる。
そう聞けばきょとんとした表情で頭の上にそっと手をやる。
その手にそれらしきモノが触れることは無かったが
彼が嘘をついているとは考えづらく。
そういうモノがいたのだと納得すると同時に
1つの仮説が頭をもたげる。
彼が探している猫、とは。)
…貴方が探している猫ってもしかすると
私には視えない存在なのかもね。
(そう言って、少し寂しげに苦笑する。)
まあ、都会の水は美味しくないとよく言うけど
悪いことばかりでもないと思うわよ?
都会は人が沢山いて、賑やかで、刺激的で
慣れることが出来れば楽しそうだし…。
なにを飲むかにもよるけど、大抵のものなら美味しいんじゃないかしら。
でもコーヒーはダメね…。あれは苦いし…。
…炭酸ジュースって、飲んだ事ある?
(コーヒー、お茶、ジュース。
様々な飲料が並んだディスプレイ。
その中から彼の口に合い
尚且つまだ飲んだ事のない飲料を選んであげたい。
そんな想いからそう尋ねる。)