館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
心の病気もゆっくり休むことが大事なのは身体の病気と同じね。
食事はそれなりに取っているから大丈夫。
そうしないと妹が煩いし。
好き嫌いがないのはいいことね。
私は苦い食べ物とか、少し苦手だわ。
(考え込む彼にそれ程気にせずともいいと笑いかけ)
一旦全部消してしまうだけなら、貴方が言う様にきっと簡単。
ただ、「誰も彼もが納得のいく様に」というのは難しいわ。
だからこそ、世界は彩り豊かなのだけど。
(膝を付く彼に内心少し驚きつつも、青の瞳を穏やかに細め)
…悲しいときに泣くのはね、昔散々やったのよ。
そのせいで、大切な人を追い詰めた。
だから私はもういいの。
ずっと泣いてばかりいたら、助けたいと思う人や
守りたいと思うナニカも、守れなくなってしまうもの。
(それは言外に「自分はいつも何かに悲しんでいるのだ」と言っているに等しく。
甘く滲む胸の痛みを見て見ぬ振りしては、ただ笑う)
いえ、飲んでわかるものではないわ。
ま、今は分からなくても大きくなる内に分かってくるでしょう。
私は別に手が汚れるぐらい気にしないのだけどねぇ…。
(少しばかり海辺から離れ、海岸沿いに設置された自販機の前に辿り着く。
その傍には水道とベンチが存在し、簡易に身を清め、休息を取ることもできるようで。)
さて、何か飲みたいものはある?