館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
私の場合は友達だったというか、日常だったというか。
まあ、友達にも「良い友達」と「悪い友達」がいるものだし
そういう表現もある意味正しいか。
ん、ゆっくりね。
焦るとろくな事がないし、一緒にのんびり探しましょ。
っと…言葉が悪かったわね。
「元の顔に戻せ」って言いたいわけじゃないのよ。
そんな事で怒り出すほど身勝手でもない。
どちらかと言えば笑っていてくれた方が嬉しいというだけ。
(彼へ歩み寄り、その小さな肩に手を当てそっと抱き寄せ)
あー…。
(じっと見つめられ、少し困った顔で言い淀み)
…私が隠れる時は大体
「こんな姿は誰にも見せられない」
という時が多いのよ。
不安で、悲しくて、辛い気持ちでいっぱいで
笑うことすら上手く出来ないような、そういう状態。
そういう時って大体余裕がないし
今よりもずっと臆病で、人が怖くて仕方ない。
だから、貴方に隠れる事を伝えることができるかというと
正直、かなり怪しいわ。だから約束するのは難しいわね…。
私も、綺麗なものは欲しくなる。
幾ら手を伸ばしても、届かないものだと識っていても。
しまっておくだけじゃなくて
誰かと共有することも、大切にする一つの方法よね。
怖くないのなら良かった。
確かに、優しい場所だとは言ったけど
「好き」と「嫌い」は両立するものだから。
例え優しくて大好きな場所だとしても
そこでどうしようもなく辛い思いをしたりすると、ね。