館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
そう。
「此処から動きたくないなあ。ずっと此処にいたいなあ。」
ってね。
でも学校もあるし、朝にはちゃんと帰らなきゃって。
余り褒められた行為じゃないし、貴方は真似をしないように。
…なんて、過ぎた心配か。(小さく苦笑
ええ。
海をずっとずうっと超えた、日本の外の国が私の故郷。
まあ、そこに居たのは小さい頃の話だし
もう殆ど、覚えては…。
(ずっとずっと小さな頃。
生まれ故郷での想い出を振り返ろうとして
一瞬言葉を詰まらせる。
…いつの間にか、思い出せなくなっていた。
街の情景はおろか、両親の名前も声すらも。
……そうか。そうか……。)
空の上と言うと星幽塔かしらねぇ…。
色々厄介事があって、最近解決したとは聞いたけど…。
そうよね。
帰りたいかどうかなんて、思い出してからじゃないと決められない。
ごめんなさい、変なことを聞いて。
…知らなきゃいけない、か…。