館の扉を開き、目と足とを外界へ向ける。
穏やかな風吹く春の午後。
退屈と眠気を持て余した一人と一人の気ままな散歩。
*花風冴来(RKM002612)
大和無銘(RKM003437)
両名のお散歩RPトピックです。
何か御座いましたらキャラクターメール等でご連絡下さいませ。
それはまた。妖精さんでも見つけたの?
(彼の見た「綺麗なもの」が陽の光を受けて煌めき
風と共にそよぐ金の髪であるという事に少女は思い至らない。
少女にとってそれは日常的に見慣れたもので
尚且つ、自分自身を醜いものと認識することは数あれど
見栄と強がりから口にする事はあれど
綺麗だなどとと本心からそう思ったことは
これ迄の人生の内、一度もないのだ。
故に、悪意なく
「自身の瞳には映らない特別な何かが見えたのだろう」
と解釈し、先を行く彼に歩を並べる)
貴方の気持ちは嬉しいけど、それは貴方が貰ったものだから
私が貰うわけにはいかないわ。
でも、ありがとう。
暗くなる前に行かないとね…。
夕方の海も綺麗だけど、帰りが遅くなるのは良くないし。