猫羽古書店の二階にある一室。
6畳の和室。
本棚にはお菓子作りの本と、猫の本がぎっしり。
クローゼットには和風モチーフの服が仕舞ってある。
勉強机は「邪魔だから」という理由で置いていない。
折り畳みテーブルを出して勉強するが、専らリビングで勉強することが多い。
部屋の小物は猫グッズ。お気に入りは猫クッション。
部屋の主が大雑把なので出したら出しっぱなしがデフォ。
思い立った時に気まぐれで片付ける。
んぁー…。あー、生きてる生きてる。(ごろんごろん)
鶏…焼き鳥食いたい…。
晩飯何がいいって聞いたのはけんちゃんだろぉー。けんちゃんのわがままー。
えー…。俺たちいつも一緒だろー。買い出しも一緒に行こうぜ?
はぁい、おかーさん。
へぶっ。(タオルが顔にヒットした)
おい、にゃあ、生きてるか?(手を振りながら)
あー、肉……肉だな! 確か鶏ならあったっけか……?
って、注文がすげえアバウト! 作りづらい!
めんどくせえから、俺は買い出しにはいかねえぞ!
どこって腹だ! えっちじゃねえよ! 腹壊してもしらねえからな!
(タオルを尼亜のほうに投げて自分の部屋に戻っていった)
んぁー…。(虚ろな目で入り口を見遣り)
晩飯…晩飯…肉…。肉が食いたい。
買い出しならみんなで行こうぜー。(ごろんごろん)
…けんちゃん何処見てんだよ。えっちーえっちー。
(開けっ放しの襖に頭を抱え、入り口付近をノックして)
おーい、にゃあー! 今日の晩飯は何がいい!
ちなみ冷蔵庫に材料が無ければ、却下もしくは買出しに行ってもらうぜ!
あと、お腹出してごろごろすんじゃねえと何度言えば……(呆れたように)
(ごろごろしている)