(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>鞍手殿
孤独は敵じゃよ。心が病んでしまえば、開放的な屋上もガラリと空気が変わる。
大地が孤独を呼び、孤独が大地を求め、そして大地が血と肉を吸う。
そうなると、屋上は閉鎖、誰も入る事が出来ぬ。そればっかりは嫌じゃよ。
…斉田大明神は何だかむず痒い。
どうせなら、下の名前で呼んで欲しいのう。珠喪大明神とか。
…悪女っぽい大明神じゃがのう。わらわの名前の所為で(そう言いながら苦笑を零す)