(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
そうだねえ、風邪は引かないようにしないとね……。と、そうそう。申し遅れたよ。
僕は普通科の比良森 文月(ヒラモリ フヅキ)。よろしくね、白衣の君も黒髪の君も。
…おや、白衣の君は医者なのかい?
少し様子が変わったのは事実だけれど、そんなにしょげるようなことじゃない。リラックス、リラックス。ね、千代君。(首をかしげて悲しそうに微笑んでみせ)