(おもむろにスケッチブックに文字を書き出す)
『あ、こ、こんにちは。ここは学校の屋上みたいですね…教室は凄く賑やかですし、ここなら少し落ち着けるかなと思いまして…。
まだ昼休みですし、街の景色を眺めながらゆっくり時間を過ごしながら交流出来たらいいなって思ってます。』
>小春殿
こんにちはじゃ。
そなたもそなたで雨の中マイペースじゃのう…ある意味で羨ましい(そう言って目を細めて見せて)
>シルヴィア殿
解っておる。そなたがちゃんと生きていると言う事ぐらい。
ただ、あの廃屋で人影を見れば、噂云々で「幽霊を見た」となる訳じゃよ。
なるほど…ならば、その金額も頷ける。
しかし、大きな問題があるのう。それがそなたの両親…まぁ、どうなっておるかはわらわには解らぬ。
万が一に備えてそなたに80億円を「相続」させて失踪したか、本当に両親が亡くなってそなたに「相続」されたか。
どっちにせよ、そなたには今「両親」がいない状態じゃ。そんな状態で土地の購入は正直言えば厳しい。